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夕学レポート

2015年03月04日

第5 回4/21(火) 山内昌之先生

masayuki_yamauchi.jpg第5 回4/21(火)は東京大学名誉教授 山内昌之先生にご登壇いただきます。
イスラム国とは何か。
いま、世界においてもっとも真剣で深刻な情勢のひとつであり、私たち多くにとっての関心事のひとつといえましょう。
過激派組織によるテロや過激的行為は世界各国で続き、2014年6月にはイスラム国家樹立宣言がなされました。世界は揺れ、またイスラム国をめぐり連携も強まります。そして、私たち日本人にとっても、それまでどこか遠い異国異文化で起きている出来事に感じられていたこれらが、日本人人質の殺害のニュース、若者たちがイスラム国をめざす現象によって関わりある現実の出来事として、緊迫感をもってきました。
イスラム国とは何か。
しかし依然、疑問、解らないこと、解らない感覚がつきまとうテーマでもあるのではないでしょうか。そこで今期は、中東・イスラーム地域研究、国際関係史研究の大家でいらっしゃる、山内昌之先生に「イスラム国とは何か」、ご講義いただきます。
山内先生は、「経済も政治もこれからの世界情勢のカギを握るのはイスラムである」として、これまでにも数多くの書籍を著されています。『夕学五十講』にもこれまで二度、ご登壇いただいてきました。「歴史から考える日本と欧米とイスラーム」(2003年)、「国はなぜ滅んだか ~嫉妬の世界史に学ぶ」(2007年)。ともにとても興味深い講演でした。ご関心ある方は前回の楽屋ブログをご覧ください。
2014年、2015年の現在。世界の情勢、イスラム国の存在やそれをめぐる世界の関係、世界地図は大きく変わってきました。イスラム国とは何か。いまだからこそ、山内先生にじっくり学びます。そして皆さんと、日本と中東の、世界の、近未来について考えたいと思います。(湯川)
・ 山内昌之 先生
・ 東京大学名誉教授
・ 演題:イスラム国とは何か―日本と中東の新未来
・ 講師紹介ページはこちら

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