夕学レポート
2018年03月09日
第5回 4/26(木)羽生善治さん・阿刀田高さん
第5回 4/26(木)は将棋棋士 羽生善治さんと作家 阿刀田高さんの対談講演です。
初タイトルとなる竜王を1989年に獲得してから、史上初の七冠独占、最多タイトル獲得数など常に将棋界のフロントランナーとして躍進を続けてこられた将棋棋士 羽生善治さん。国民栄誉賞受賞や藤井聡太六段との対局など最近でもおおいに話題です。さらに将棋の枠をこえ、ご自身を大局的にながめ、思考や決断力や勝負について語られています。将棋をなさる方はもちろん、こうした著書やインタビューなどで羽生さんのすごさに触れ刺激を受けてこられた方も多いことでしょう。私もその一人です。
そんな羽生さんは、AIについて、人間について、これからについて、どう捉えられているのでしょうか。
今回は「知っていますか」シリーズの名ガイドとして知られる阿刀田高さんを対談相手に迎え、お話をたっぷり伺うとともに引き出し合っていただきたいと思います。羽生さんと小説家 阿刀田さんの対局ではどんなことが起こるのか、それも楽しみです。(湯川)
・羽生善治さん 将棋棋士
阿刀田高さん 小説家
・演題:「AI時代の人間の行方」
講師プロフィールはこちら羽生善治さん・阿刀田高さん
登録

オススメ! 春のagora講座

6月14日(土)開講・全6回
小泉 悠さんと考える
【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。

人気の夕学講演紹介

2025年5月27日(火)18:30-20:30
アテンション・エコノミーのジレンマ
山本 龍彦
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長、慶應義塾大学 X Dignityセンター共同代表
偽・誤情報や誹謗中傷、さらには社会的分断の一因になっているとも言われる「アテンション・エコノミー」が孕むジレンマに人権や民主主義の観点から迫り、克服の糸口を考えます。

人気の夕学講演紹介

2025年5月30日(金)18:30-20:30
蔦屋重三郎の仕事に迫る
鈴木 俊幸
中央大学文学部教授
NHK大河ドラマ『べらぼう』時代考証教授
次々と流行を生みだしていった蔦屋重三郎との仕事ぶりを辿り、江戸時代中期から後期へと大きく変化する時代の様相を見てみます。
登録