夕学レポート
2018年03月12日
第6回 5/8(火)石川善樹さん
5/8(火)は予防医学研究者 石川善樹さんにご登壇いただきます。
東京大学ご卒業後、ハーバード大学院修了、自治医科大学で博士(医学)取得にて、予防医学、行動科学、計算創造学を専門とし、「人がよりよく生きるとは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行っていらっしゃる石川さん。
輝かしいキャリアと、専門内容に圧倒されてしまいますが、具体的な研究テーマは「疲れない脳をつくる生活習慣」「リバウンドしない新しいダイエット法」「人とのつながりが最高の健康法」・・・等々、私たちの生活に密着するものばかり。
博学にて、幅広い関心のもと、さまざまな研究に取り組んでいらっしゃる予防医学研究の若きホープでいらっしゃいます。
今回のテーマは、「人生100年時代」に直面している日本において、「より豊かな社会」を実現するための新しいディレクションについて。
長寿化が進み、100歳まで生きることが当たり前の時代になりつつあるいま。20年学び、40年働き、20年休むという、人生80年を前提とした人生モデルはもう成立しなくなってきているといわれています。
石川さんは、日本人の一生をどのように捉えるかによって、これからの個人の人生設計、社会生活、国の経営、競争力までも変わってくるとおっしゃいます。
100年の人生を避けられない前提として、個人の生き方や働き方がどのように変わっていくのか、セルフマネジメントという観点よりお話しいただきます。(保谷)
・石川善樹さん
・予防医学研究者、株式会社Campus for H 共同創業者
・演題:「人生100年時代のセルフマネジメントとは何か?」
推薦図書
『人生100年時代の国家戦略』藤沢烈著、東洋経済新報社、2017年
推薦サイト
「予防医学研究者・石川善樹が考える、人生100年時代のキャリア論」
プロフィールはこちらです
登録
人気の夕学講演紹介
2025年1月16日(木)18:30-20:30
客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
人気の夕学講演紹介
2025年1月24日(金)18:30-20:30
教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
いつでも
どこでも
何度でも
お申し込みから7日間無料
夕学講演会のアーカイブ映像を中心としたウェブ学習サービスです。全コンテンツがオンデマンドで視聴可能です。
登録