KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2020年06月11日

第5回 7/13(月)玉置 妙憂さん

myouyuu_tamaoki.jpg7/13(月)は看護師、僧侶 玉置 妙憂(たまおき みょうゆう)さんのご登壇です。
玉置さんは異色のキャリアの持ち主。
大学法学部ご卒業、看護師・看護教員の免許を取得された後、ご主人の死に寄り添い、”自然死”という死にざまがあまりにも美しかったことから開眼し出家。高野山で修行を積み、高野山真言宗僧侶となりました。
現在は、現役の看護師としてクリニックにて勤務するとともに、「地域で元気に生きるお手伝い」を核とした訪問スピリチュアルケアを行う非営利一般社団法人大慈学苑の代表としての活動にも励んでいらっしゃいます
私たちは日々生きていくなかで、嬉しいことや楽しいことばかりでなく、悲しいこと、苦しいこと、困ったことと共にあります。特に、病気や死、さらには老いといったことは、誰しもが避けることはできず、人生のなかにあってしっかりと向き合わなければならない、時に悲しく辛いことが散りばめられている事柄でしょう。
人生の最期まで穏やかで静かな時間を過ごすためには、身体をケアする医療とともに、心のケアが必要であると玉置さんはおっしゃいます。
私たちが、毎日を穏やかに笑顔で過ごすために、「人生をしっかりと太く生きる」ためのヒントを頂きます。
なお、玉置さんは、講演会は生もの、集う人々の熱量、会場の気、世の中の流れ、さまざまな要素が組み合わさってつくりだされる、そのときそのとき一度きりの時間と空間と捉えていらっしゃいます。
新型コロナウィルスの影響にて、私たちは、しばらくの間、直接会うこと、共にその場の気をつくることが制限されてきました。
『夕学五十講』の会場にて、玉置さんの講演にて、皆さまとともにそのときの時間と空間をご一緒できること、共につくり出すことを楽しみにしております。(保谷)
・玉置 妙憂(たまおき みょうゆう)
・看護師、僧侶
・演題:「人生をしっかり太く生きる」
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