夕学レポート
2022年09月22日
第7回 11/11(金)千葉雅也先生
第7回11/11(金)ご登壇いただくのは、立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授 千葉雅也先生です。
現代は、時代の大きな傾向として、いっそうの秩序化、クリーン化に向かっており、そのときに必ずしもルールに収まらないケース、ルールの境界線が問題となるような難しいケースは無視されることがしばしば、問題の例外性や複雑さよりも一律に規制を増やし単純化していく傾向があるようです。
そのなかにあって、複雑なことを単純化しないで考えることのできる「現代思想」が大きな役割を果たすと千葉先生は伝えていらっしゃいます。ここで言う現代思想とは、1960年代から90年代を中心に、主にフランスで展開されたポスト構造主義の哲学のこと。代表する思想家にジャック・デリダ、ジル・ドゥルーズ、ミシェル・フーコーが挙げられます。
これでピンときた方は現代思想に相当詳しい方でしょう。今なぜ現代思想なのか、そもそもどのような考え方なのかよくわかっていないという方が大半であると思います。
今を生きる私たちは、物事をちゃんとしようという「良かれ」の意志が社会全体のなかで強く働いており、時に生きることが窮屈であったり、これからさらにその窮屈さが増すのではないかと将来に不安を感じることも少なくないでしょう。
様々な意味で「余地」がなくなっている今日の世界にあって、どのように「余地を開く」のか。20世紀後半の思想より千葉先生とともに紐解いていきます。
千葉雅也(ちば まさや)
立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授
演題「世界の「余地」を考える ~フランス現代思想と脱構築~」
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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