夕学レポート
2021年09月14日
第7回 11/30(火)矢野和男さん
11/30(火)のご登壇は、株式会社日立製作所 フェロー、株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO 矢野和男さんです。
“幸せ”とはなんでしょう。
“何をもって幸せか”は人によって違い、文化や時代、国によっても異なるため、数値化ができないのではないかという意見はあるでしょう。幸せを定義することはできないけれども、幸せを感じた時の体の反応は共通しており、なかでも筋肉の動きは体の外からでも認識することができるそうです。
日立製作所では、スマートフォンやウェアラブル端末に搭載した加速度センサーで、体の動きを計れることに着目し、矢野さんを中心に2006年から14年以上にもわたり、最初の実験台としてご自身の幸福度を計測してきました。
過去20年間における学術・技術研究の成果からも、幸せな人・組織は生産性や創造性が高く、幸せの要因は特定することができ、トレーニングや施策によって高めることも可能であると示されています。
いま、私たちは予測不能の時代に生きています。昨年からのコロナ禍はそれらを強く思い知らされたと言っても過言ではありません。
容易ではない予測不能な変化に立ち向かうためには、前向きな精神的エネルギーが必要であり、それに見合う、やりがい、成長、生産性や創造性を欠かすことができません。
心の豊かさが求められる時代、「企業経営に ハピネス・マネジメント」を掲げ取り組んでいるハピネスプラネットの取り組み、矢野さんの活動より、ウエルビーイング経営の本質について、1000万日を越えるデータより見えてきたことは何か、紐解いて頂きます。(保谷)
・矢野和男(やの かずお)
・株式会社日立製作所 フェロー 株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO
・演題:「ウエルビーイング経営の本質 ~データが明かす新たな人・組織・社会と幸せ~」
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2025年1月16日(木)18:30-20:30
客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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2025年1月24日(金)18:30-20:30
教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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