KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2008年03月12日

第8回(5/20) 星野佳路さん

第8回(5/20)の講師は、星野リゾートの星野佳路社長です。
100年前、軽井沢の開拓と同時に創業した老舗旅館 星野温泉。
その三代目として生まれた星野さんは、コーネル大学大学院でホテル経営を学び、紆余曲折を経て、家業を継ぎました。
リゾート法が施行され、大手資本による大規模リゾート開発の波が押し寄せる中で、星野さんが取った戦略は、老舗旅館を先端的なリゾートビジネス会社星野リゾートに業態転換することでした。
これが大当たり、次々とユニークな高級リゾート施設を開業し、大反響を呼びました。
星野さんは、自社のリゾート開発に留まらず、リゾート再生ビジネスに着手します。
自らのノウハウを体系化し、リゾート運営に特化した「リゾート運営の達人」というコンセプトを掲げ、赤字に悩む各地の老舗旅館やホテルの再生に関わっています。
ともすれば「伝統」「格式」を言い訳にして、革新に背を向けることが多い老舗旅館の経営に、星野さんは、リサーチに基づいた科学的な経営管理手法を導入します。
一方で、従業員の創造性やコミットを産み出すためのモチベーションにも気を配り、リゾート再生を通じて、人材を育てることにも注力しています。
リゾート再生にかける星野さんの戦略をお聞きしたいと思います。

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