夕学レポート
2009年09月14日
第11回 11/17(火) 西水美恵子さん
第11回 11/17(火)の講師は、元世界銀行副総裁で、ソフィアバンクシニアパートナーを務める西水美恵子さんです。
西水さんは若くして米国に留学し、そのまま経済学者として活躍をされました。
30年近く前、縁あって世界銀行に移り、そこで、開発途上国の凄まじいまでの貧困を眼にしたのが、大きな転機になったといいます。
いかにして世界の貧困をなくすか。貧困から立ち上がるためのリーダーをどうやって育成するか。
世銀時代も、いまもそのことに取り組んでいるとのこと。
昨年出版された「国をつくるという仕事」という本は、西水さんが、世銀時代から精魂傾けてきた国づくりと人づくりの仕事を紹介した本で、たいへん話題になりました。
読んだ方も多いかと思います。
ワシントンに生活のベースを持ち、年二回に帰国の都度、多くの取材や講演をこなす生活をつづけていらっしゃると聞きます。
大学・大学院で経済学や政治学を学ぶ若者の多くが、ソーシャルな活動を通じて世界をよりよくする仕事につきたいと考えているといいます。いわば、彼らのロールモデルとして、生き生きと活動する西水さん。
環境や共生を、口では唱えながらも、消費と飽食の呪縛から抜け出ることができないでいる私達日本人に何を語るのでしょうか。
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客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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