ファカルティズ・コラム
2010年07月17日
あなたの努力は本当に努力か
いきなりですが、あなたは努力していますか?
「自分は頑張ってる」と思えますか?
「いやあ、まだまだ努力(頑張り)が足りないと思います」という方。
たぶんあなたは他の人から見たら十分に頑張っているはずです。
冷静に自分を振り返れるあなたは、自分に足りない部分がわかっているからこそ、そう言えるのですから。
さて・・・「はい、努力してます!」という方。
それ、ホントですか?
本当に「努力してる」と自信を持って言えますか?
今日は少し突っ込ませてもらいますが大丈夫ですか?(笑)
意地の悪い質問をしてすいません。
しかし、今一度『努力』ということについて考えてほしいのです。
成果が出ていないのに、「いやあ、頑張ってはいるんですが・・・」とか、「これでも努力してるんですよ!」と我々は言い訳しがちです。
あなたも言ったことがあるのではありませんか?
私はあります(笑)
しかしこうした言い訳をする前に考えてほしいのです。
「努力っていうけど、具体的には何をやったんだっけ?」
ひょっとして、「努力する」「頑張る」が単なるかけ声になっていませんか?
具体的に「これこれこういうことをやっている」と言えたとしても、それは今までもやっていたことではないのですか?
やり慣れたいつもと同じ事をやっていて、「努力した」と言うのはおこがましいと思いませんか?
ここまでの質問に、「大丈夫!ちゃんといつもと違うことをやってる!」と言える方。
では次の質問(ツッコミ?)です。
その努力は「自分のやりたい努力」ではありませんか?
自分が得意なこと、好きなことをやっていて「努力している」と勘違いしていませんか?
やりたくないこと、苦手なことから逃げていて「努力した」と言うのは違うと思うのです。
それをあえてやるからこその「努力」でしょう。
ああ、ここもクリアですか(笑)
では最後の質問です。
その努力、成果を上げることに直結していますか?
まさか目標に対してあまり関係ないことをやっていませんよね?
万が一そうだとしたら、そういうのを『無駄な努力』と言うのです。
やはり仕事は成果を上げてこそです。
いや、仕事に限らず趣味でもそうかもしれません。
「そんなことはない。努力したプロセスも重要だ」というのも間違ってはいませんが、次に活かすことができない、つまり「学びのないプロセス」には意味が無いのです。
せいぜい「頑張ったから」と自分を慰めることくらいにしか活かせません。
さて、ここからが今回私が一番言いたいことです。
「成果を上げる」努力をするために。
「やりたいことだけではない」努力をするために。
「今までとは違う」努力をするために。
まずは「何を努力しなければいけないか」を考えましょう。
言い方を変えれば、「努力すべきことを探す努力」をしてほしいのです。
本当にやらなくてはならないことを具体的に考える。
今までは異なる活動、異なるやり方を徹底的に考える。
苦手なことからも逃げない。
『無駄な努力』をしないために。
そして勘違いや言い訳で「努力してます」と言わないために。
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