KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

2016年07月15日

筋トレのススメ

ここのところ、ちょっと硬めのエントリーが続いたので、今回は少し柔らかめ。
しかし多くの方が気になるテーマである「ダイエット」を取り上げます。
「それ、以前も読んだけど」という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、その時は概略だけでした。
最近、自身の経験を話すときに、「もっと詳しく」と言われる機会も多いため、ここでまとめておこうと思った次第。
テーマはスバリ、「筋トレ」です。
またまたここで「あれ? 食事制限のことじゃなくて?」と思われるでしょうか。
確かに食事はダイエットに重要です。というか、「ダイエット」とは元々食事そのものを意味しますし、転じて食事制限も意味するようになったのです。
しかし一般的に日本では「(体重の)減量」や「(体型の)スリム化」の意味で「ダイエット」という言葉が使われます。
そしてその意味において、食事制限「だけ」のダイエットは、私はオススメしないからです。
dumbbell_man.png






なぜ、食事制限だけのダイエットはダメか。
理由は大きくふたつ。
まず、食事制限だけで体重を落とすと、デメリットがあるからです。
単に体重を落とすだけだと、免疫力の低下など、健康に悪影響が出てくるリスクがあります。
そして何より、「貧相なカラダ」になってしまいます。
せっかく痩せても、「病気ですか?」とか心配されたくないですよね?
そしてふたつめの理由、効率が悪いからです。
食事制限だけだと、確かに摂取カロリーは減らせますが、消費カロリー、つまり代謝はアップしません。
結果的にかなり苦しい食事制限を続けないと、体重は減りません。
だからこそ筋トレが必要です。
筋トレを行うことで、このふたつの問題が解消されるのですから。
まず、貧相なカラダにならなくて済む。別にマッチョにならなくていいのです。適度に筋肉のついた「キレイな体型」をつくることができます。
具体的には、ポコンとふくらんだお腹が引っ込む。
また、二の腕のぷよぷよがなくなり、ヒップも締まります。
私は脚も全体的に細くなりました。(しかし脚の筋肉量はほぼ倍増しています)
そして減量の効率も良くなります。
筋肉量が増えれば増えるほど、基礎代謝が上がりますから、極端な言い方をすれば「寝てても痩せるカラダ」「食べても肥らないカラダ」になるのです。
元々私は食事制限はたいしたことをやっていません。
最近は「一日一食主食を抜く」も辞めましたが、それでも体重は全く増えません。そればかりか、以前このブログでダイエットの成果をお話ししたときより、さらに2kgほど落ち、累計で18kgの減量となりました。


いかがでしょう。
「筋トレやらなきゃ!」と思われませんか?
ただ、重要なそのやり方。
単に腕立て伏せをやるとか、腹筋をやればいいってものではありません。
体重を落とし、キレイなカラダを作る目的で行う筋トレ。
そのためにまず、重点的に鍛えるべきなのが、「太ももの筋肉」と「背筋」です。
このふたつ(厳密には大腿四頭筋、ハムストリングス、脊柱起立筋など、いくつかに分かれますが)をまず鍛える理由、それはとてもシンプル。
「大きな筋肉」だからです。
大きな筋肉を鍛えればそれだけ代謝も上がりやすい。当然のロジックですね。
企業が売上を伸ばそうと思ったら、最も売上比率が高い事業に注力するのと同じです。
(だから否定するわけではありませんが、ワンダーコアで小さな筋肉である腹筋をいくら鍛えても痩せないのです)
では、「太ももの筋肉」をどう鍛えるか。
それはご自身で調べてみてください。
google先生に質問すれば、様々なサイトがヒットしますし、本を買ってきても良いでしょう。また、やはりジムに通うのも効果的です。
ただ、コストもかからず、そして効果が大きいのは「スクワット」です。自宅でも、オフィスの会議室でも、ちょっとしたスキマ時間で手軽にでき、大きな大腿四頭筋を鍛えることができます。
16-1-3.png
やるときには、腰を落としたときに(後ろにひっくり返らない程度に)かかとに体重を掛けることを意識してください。そうでないと効果が薄くなります。
また、フルレンジで上下するだけでなく、下半分だけで細かく上下させたり、カバンやペットボトルなどを持ちながらやると、より負荷が上がってベターです。
「背筋」については、自宅だとバックエクステンション(うつぶせから上半身を持ち上げる)が最も手軽です。
626.jpg
本当はジムなどでマシンやダンベルを使うと良いのですが、色々な方法はありますので、こちらもご自分で調べてみてください。


こうして背中と太ももを鍛え、体重が落ち、体系が変わってくると…
はい、「もっと格好良くなりたい」と欲が出てきます。
そうしたら、胸や肩、腕や腹筋に移行すればよいのです。
そうそう、ジムに通える人であれば、そしてそのジムにエアロビ系のプログラムがあるのであれば、ぜひやっていただきたいのが「ボディパンプ」です。
これは…次回に解説しましょうかね(笑)

メルマガ
登録

メルマガ
登録