夕学レポート
2007年03月02日
テーマ2「発想転換の経営学」
経営学が生まれて100年。
いまや、その対象は、企業だけでなく、政府組織、自治体、病院、学校、NPOに至るまで大きく広がっています。
しかし、その原点は、「環境の変化に対応する創造的な適応」であることは変わりません。
大衆消費社会の到来に適応した「フォードシステム」も、見込み生産から受注生産へのパラダイムシフトを可能にした「トヨタのカンバン方式」も、世界のIT社会を制覇した「マイクロソフトのディファクト戦略」も、WEB2.0時代に先鞭をつけた「グーグルモデル」も、およそすべてのイノベーションは、時代の変化に適応するための発想転換から生まれました。
そんな経営の原点を見つめ直すテーマです。
このテーマでは、
ワイアット社の淡輪敬三代表に、多様性を活かす経営について
アドバンテッジパートナーズの笹沼泰助さんには、M&AにおけるPEファンドの意義を
リッツカートンの高野登日本支社長に、伝説と感動を生むサービスについて
前ミスミ会長でエムアウトを起ち上げた田口弘さんには、マーケットアウトビジネスという新会社のコンセプトを
一橋大の伊丹敬之教授には、含蓄に富んだ経営者論を
早稲田ビジネススクールの山田英夫教授には、好業績企業のKFSを
それぞれお聞きします。
登録

オススメ! 春のagora講座

5月10日(土)開講・全6回
菊澤研宗さんが読み解く【イノベーション論再考:その本質と限界】
主要なイノベーション論の意義と限界を議論し、真に有効なイノベーションの本質を明らかにする。

オススメ! 春のagora講座

5月17日(土)開講・全6回
平野 昭さんと【系譜で読み解くクラシック音楽】
近年再評価や再解釈の進むブラームス音楽の本質と、ドイツ・ロマン派音楽の豊かな魅力を楽しむ。

オススメ! 春のagora講座

6月14日(土)開講・全6回
小泉 悠さんと考える【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。
登録