KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

ピックアップレポート

2008年05月13日

「学びの文化」の創造をめざして ―慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)のご紹介

慶應丸の内シティキャンパス

新年度を迎え、あわただしい4月、そして、大型連休も終わった5月には、気持ちを新たにチャレンジや学びを始めたいという思いが沸き上がって来られる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?この時期に、改めて慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)のご紹介をさせていただきたいと思います。
慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)は、慶應義塾の社会人教育機関として2001年4月にオープンしました。東京・丸の内にメインキャンパスを構え、慶應義塾の「実学の精神」を受け継ぎ「実際に役に立つ学問、経験や実証に基づく学問を学ぶ場」として、年間17,000人のビジネスパーソンが学んでいます。

1.慶應MCCのコンセプト 「実践」と「理論」の架け橋でありたい

「良い理論ほど実践的である」

社会心理学者クルト・レビンの言葉です。
机上の学問は実務には役に立たないと決めつけてしまう人がいますが、ビジネス・経営に関わる良質な理論を理解し、自分の仕事上の課題・組織の問題・自身の生き方に結びつけて、応用的に活かすことができれば、理論は間違いなく実践的です。


慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)は、 【ビジネスと経営の実践の場】である産業界と 【理論の創出と蓄積の場】である大学との中間にあって、両者の有機的な循環を促進し、理論を実践に活かすための”架け橋”の役割を果たしたいと考えています。
慶應MCCコンセプト

2.「学び」と「ネットワーク」の水先案内人 ―ラーニングファシリテーター

慶應MCCが、理論を実践に活かす”架け橋”の機能を果たすために重要な役割を担うのが「ラーニングファシリテーター」です。
ラーニングファシリテーターは、プログラムの企画、講師選定と依頼、内容の吟味、プロモーション施策の立案、参加者とのインタフェース、講義のアシスタント、アフターフォローまでをトータルにマネジメントする社会人学習の専門家です。理解を深めるためのさまざまな情報提供や多様な視点の提示、あるいは理論の実務への応用する際のアプローチ方法や問題提起など「学びの促進者」としての役割を担います。
また、ビジネスパーソンが社会人教育機関に求める目的のひとつに、人的ネットワークの形成があります。社会学者のグラノヴェターは、新たなキャリアを切り拓く際の、有意義な情報は、職場や家族、親しい友人といった同質化集団からもたれされるのではなく、交流範囲の辺境に位置する異質な人々から得られるとする「弱い紐帯(Weak ties)」論を展開しました。慶應MCCは受講者が「弱い紐帯」を獲得し、キャリアを展望する機会を提供したいと考えています。ラーニングファシリテーターはそのためのネットワークの触媒的な役割も果たします。
「学び」と「ネットワーク」の水先案内人であるラーニングファシリテーターの存在は、慶應MCCの最大の特徴であり、理論を実践に活かす”架け橋”に欠かすことができないものです。

3.プログラムコンセプト ―「実践」と「理論」をつなぐ4つのプログラム群

プログラムコンセプト
慶應MCCでは、領域の広さ(一般-専門)と学習方法(相互学習-教授伝達)の二つの軸を使って4つのプログラム群を構成しています。

知的基盤能力プログラム:「仕事の方法論」を学ぶ

ビジネスプロフェッショナルのコアスキルとして、実践的な「仕事の方法論」を身につけることを目的とするプログラム群。
ビジネスパーソンに求められる”知的活動の基盤となる共通能力”として、「経営管理知識」「経済・金融知識」「思考法」「コミュニケーション」などを少人数のワークショップ形式で展開する。
  プログラム一覧:https://www.keiomcc.com/program/chiteki.html

先端・専門プログラム:専門性を深める

ビジネスプロフェッショナルの「専門性深耕」ニーズに対応したプログラム群。
「経営戦略」「財務・会計」「マーケティング」「人事・組織」「製品開発」など経営機能に対応した高度専門知識や戦略課題をテーマに取り上げ、当該テーマに関連した実務家を対象に少人数のゼミ方式で展開する。
  プログラム一覧:https://www.keiomcc.com/program/sentan.html

『夕学五十講』:時代の深層と潮流を読み解く

成熟した市民社会の一員としての社会観・人間観を養うことを目的とする定例講演会。
政治・経済・国際関係・技術・経営・能力開発などの各分野の潮流を理解しつつ、表層の奥に流れる時代の深層を読み解くことを目指す。各分野の第一線で活躍する研究者・経営者・文化人・ジャーナリスト等を招き、年間五十回開催する。
  『夕学五十講』Webサイト:https://www.sekigaku.net/

慶應MCCフォーラム:専門知を探索する

時代の要請する「専門知」の再編成と創造を目指して、多様な領域の専門家が集い、探索的な議論を行うプログラム群。
ホットな社会的イシューや経営課題をテーマとし、最新の研究成果や先端的な取り組みを紹介しながら40人~100人程度のフォーラム形式で意見交換を行う。これまで、「企業倫理」「ポスト成果主義の組織・人事システム」「ネットワーク社会」などをテーマに行った。

4.体系的に学ぶ ―知的基盤能力マスタリーコース

経営に関わる幅広い知識・スキル、およびビジネス活動の基盤となる論理的分析力、創造的思考、創発的議論などを体系的に習得することを目的としたコースです。2年間にわたり、慶應MCCで開催している「知的基盤能力プログラム」から6プログラムまで、定例講演会『夕学五十講』を20講演まで自由に選択・受講することができます。個人の問題意識や業務内容、キャリアプラン等に連動した形でプログラムを選択することができます。
  知的基盤能力マスタリーコース: https://www.keiomcc.com/system/mastery.html

5.学習環境

慶應MCCはJR東京駅より徒歩約3分というアクセス抜群のロケーションに位置します。従来の教室にとらわれない、開放的で柔軟な環境を備えています。

エントランス

慶應MCCエントランス

Aスクエア

Aスクエア

Bスクエア

Bスクエア

Cスクエア

Cスクエア

サークル1~4

サークル1~4

ラウンジ

サークル1~4

6.お問い合わせ

電話によるお問い合わせ

プログラムについて:03-5220-3111(平日10:00-18:30)
夕学五十講について:03-5220-3128(平日10:00-17:30)

メールによるお問い合わせ

プログラムについて:info@keiomcc.com
夕学五十講について:sekigaku-info@keiomcc.com

資料請求

資料をご希望の方は、下記よりお申込ください。
https://www.sekigaku.net/mccprog/Member/siryo/siryoform.asp

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