KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

実行と協働のマネジメント
[1月/B日程]

マネジメントの基本を
体系的に押さえ
実行力を高める

仕事の複雑性が増しメンバーが多様化する中、管理職の課題は尽きません。いま、マネジメントにはメンバーの状況を理解し、各自が納得感を持って業務に取り組めるよう支援し、協働して成果をあげるチームに成長させる力が求められています。

本プログラムでは、マネジメントの原理原則を確認し、管理職として抱える課題を解決する考え方と方法論を、アセスメントや対話によってつかみ、その実行力を高めます。

対象
  • 管理職(課長職の新任~ベテラン)
  • マネジメントの基礎を体系的に学びたい方
  • 目標達成に向けて協働できるチームに成長させたい方
  • 管理者としての言動に確信を持ちたい方
講師
開催形態

ハイブリッド(キャンパス/オンライン)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2025年
1/8(水)
10:00-17:00
2025年
1/29(水)
10:00-17:00
2025年
2/19(水)
10:00-17:00
各セッション前後に非同期オンラインでのチーム活動がありますのでご予定ください。
他の日程
参加費

170,500円(EQアセスメント1回分の費用・税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

25名 (法人派遣は1社につき4名様まで)

進め方

本プログラムは各セッションの講義や演習での学びに加えて、現場で実践した内容についてフィードバックしあうラーニングバディ活動を行い、「ありたい姿へ自らをリードする力」「部下後輩の自律的成長を支援する力」も醸成していきます。

●セッション中

マネジメントの本質や管理職の役割、必要な心構えと方法論を学び、EQ(感情知性)アセスメントによって自己理解を深めます。演習やディスカッションでは、自分が管理職であればどう考え行動するか、自己の視座やリーダーシップをどう高めていくかを考えます。

●インターバル中(ラーニングバディ活動)

セッションのインターバルではオンラインワーク「ラーニングバディ活動」を非同期で行います(下図参照)。

セッション中は多様な参加者とチームを組みますが、講師と少数の固定メンバーで行うラーニングバディ活動は回を重ねるごとに関係性が深まり、本質的な語りや深い気づきが起きやすくなります。「ラーニングバディ活動が学びと現場実践への励み、楽しみにも繋がった」との感想をいただいている学習スタイルです。

オンラインワークではMicrosoft OneDrive(Excel)を使用します。アクセス・入力できるPCやタブレット、通信環境にてお取り組みください。

ラーニングバディ

修了基準

全てのセッションおよび非同期オンラインのチーム活動への参加により認定
欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題提出・非同期オンラインのチーム活動への参画をもって参加とみなします。

プログラム
お申し込み

SESSION

SESSION 1

マネジメントとは

働き方や業務環境の変化が進み、管理者には従来とは異なるマネジメントが求められている。管理者の役割や期待されていることを把握し、マネジメントの原理原則を押さえる。また、マネジメントモデルに照らし合わせて、自分がどの領域を強化していくかを考え、将来とるべき行動の方向性を検討する。

SESSION 2

信頼関係を築く

価値観や働き方が多様なメンバーと協働するには信頼関係の構築が基盤となる。自分自身だけではなくメンバーも力を発揮しチームで成果を出していくために、EQ(感情知性)アセスメントによる自己理解をふまえ、メンバーと効果的に関わるポイントを把握する。

SESSION 3

チームをつくり育てる

チームビルディングのプロセスと各プロセスでのアプローチを理解する。ミッション・ビジョンの腹落ちと実現方法、業務の割り当てや部下の動機づけ、対立の解消方法などの要点を押さえる。

SESSION 4

自律性を伸ばす人材育成

オフィス・テレワーク共に、自ら業務を遂行し成果を上げる自律型人材育成の重要度が増している。その実現に向けた、部下への働きかけの手法、フィードバックなど日常業務での関わり方、および人事考課のプロセスを効果的に実践する要点や納得感を持ってもらう対話について学ぶ。

SESSION 5

「心理的安全性×仕事への責任」をベースとした環境づくり

チームで成果を出すために、メンバーが忌憚なく意見を言える環境、そして仕事への責任は欠かすことはできない。安心して力を発揮できるよう、直面しがちな労務管理問題やハラスメントと指導の境界線などを学ぶと共に、仕事への責任を持って遂行してもらうための働きかけを考察する。

SESSION 6

協働を実現するための行動目標

自分のあり方・心構えを高める「視点・視野・視座」を考察する。また、これまでのセッションで得た学びから、明日からの行動目標を作成する。作成した目標を、仲間との対話を通してより実践的で具体的な行動目標にブラッシュアップする。