夕学レポート
2006年10月13日
第23回(2/2) 佐高信さん
第23回の講師は、夕学二度目のご登壇、評論家の佐高信さんです。
佐高さんがよく使われる政治家分類方法に、「タカ派かハト派か」「クリーンかダーティか」という2軸の間トリックスがあります。例えば、田中角栄や竹下登はダーティーなハト、中曽根氏はダーティーなタカ、河野洋平はクリーンなハトという具合です。
佐高さんによれば、戦後日本の主流は、「ダーティーなハト」に連なる人が多く、疑獄事件や利権政治という弊害は多かったものの右傾化というリスクについては、それなりのバネが効いていたとのこと。ところが、小泉政権の5年半の間に、さまざまな理由から「ダーティーなハト」に属するリーダー人材が枯渇し、かわって、これまでほとんど注目されることがなかった「クリーンなタカ」集団が台頭してきました。その代表が安倍晋三首相です。
「クリーンなタカ」の持つ本当の恐ろしさとは何か。佐高さんの激辛評論が楽しみです。
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人気の夕学講演紹介

2026年1月9日(金)
18:30-20:30
グッド・アンセスター ~私たちはよき祖先になれるか~
松本 紹圭
僧侶
経営や人生におけるこの問いの意味を、皆様と一緒に深く考える機会を心より楽しみにしています。

人気の夕学講演紹介

2026年1月20日(火)
18:30-20:30
資本主義と民主主義の幸せな結婚は終わったのか?
大澤 真幸
社会学者
なぜ資本主義と民主主義とが背反しあうようになったのか。それに対して私たちは何をすべきか。揺れ動く現在を考えます。


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