夕学レポート
2012年03月19日
第13回 5/31(木) 土居丈朗さん
第13回 5/31(木)にお話いただくのは、慶應経済学部教授の土居丈朗先生です。
土居先生は、弱冠42歳、財政学のライジングスターとして注目されている研究者です。
2012年3月現在、野田政権は、「社会保障と税の一体改革」の旗を掲げて、消費増税に向けて、党内外の反対意見の中を突き進もうとしています。
マスコミの報道は政局がらみの生臭い話として語られがちですが、政府債務がとてつもない規模に膨れあがっていること、高齢化に伴う社会保障の増大が避けられないことは、誰がどうみたって変えられない事実です。
政権党がどこであろうが、総理大臣が誰であろうが、私たち国民は、日本財政をどうするかという問題を「わが事」として認識し、政策判断の基軸を持つことが求められています。
ある程度の増税は避けられないとしても、はたしてどこまでの増税を覚悟するのが妥当なのか、経済成長を追求すれば増税せずにすむのか、増税の前に歳出削減を求める声が多いがどうすればよいか等々、私たちが有権者として、責任をもった判断を求められる問題がいくつかあるのではないでしょうか。
大阪府市特別顧問にも就任した土居先生に、財政運営の諸問題を解説していただきます。
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