夕学レポート
2013年09月24日
第20回 1/9(木) 出雲充さん
第20回 1/9(木)は株式会社ユーグレナの出雲充社長の登壇です。
ユーグレナ(euglena)というのは「ミドリムシ」の学名なんだそうです。あの単細胞微生物のミドリムシです。
なんとユーグレナ社は、ミドリムシの食用化を事業とする会社、しかもマザーズに上場しているいま注目のベンチャー企業なんです。
東大農学部出身の出雲社長は、学生時代から「世界の食糧問題を解決したい」という大きな夢を持っていました。
その夢を実現する手段がミドリムシだったということなんです。
ユーグレナ社のwebサイトにある代表挨拶には次のようなメッセージが綴られています。
ミドリムシは水と光と二酸化炭素があれば育つことができ、
その生産効率は稲の80倍とも言われています。
また、人間が必要とする栄養素を豊富に備えているため、
食生活が乱れた現代人にも良いものです。
いずれはこのミドリムシを栄養事情が悪い国で生産することで、
食料問題、そして国家間の紛争などの問題解決に
一歩近づくことができると私たちは考えているのです。
下等生物?であるミドリムシが夢のような可能性を秘めていることに驚きませんか?
ユーグレナ社が実際に食用化した商品群には
ユーグレナサプリメント、ユーグレナ青汁など、「まあ、そうだろうな」と想像がつきやすい商品はもちろんのこと、クッキーやラーメン、米、塩まであって、もう一度驚かされます。
「ミドリムシで世界を救う」
出雲社長の途方もなく、そして夢が一杯のお話を聞いてみたいと思います。
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