夕学レポート
2006年09月07日
第1回 伊藤雅俊さん&佐山展生さん対談
今期は異色の対談からスタートします。
セブン&アイグループのファウンダーとして日本の流通業の歴史にその名を残す伊藤雅俊さんと、いまをときめくM&Aの第一人者佐山展生さんの対談です。
功成り名を遂げた偉大な先人経営者と、もっとも現代的な経営イシューに取り組む時の人、一見接点はなさそうですが、実はともに時代の変革者であるという点で共通点があります。
伊藤名誉会長は、米国輸入のチェーンストア理論をベースに前近代的な因習が色濃く残っていた日本の流通・小売りの世界に大革命を起こしました。流通経営史的に言えば、GMSやコンビニエンスストアという業態を確立した人です。また同時期に創業した同業他社と激烈な企業間競争を勝ち抜いてきた闘士でもあります。
一方佐山さんも、米国でMBAを取り、銀行員として、ファンド経営者として、そしてアドバイザーとして、日本のM&Aの黎明期から今日を拓いてきたイノベーターです。再生ファンド、M&Aアドバイザーという日本にはなかったプロフェッショナリティを持ち込んだ人でもあります。阪急のアドバイザーとして村上ファンドと対峙した際には連日のようにマスコミにも登場しました。肝の太い強者です。
両極にいるようで共通点を持つ二人が伊藤さんの経営者人生を題材に「経営とは何か」「理念と何か」をじっくり語り合います。
お二人の詳細はこちら
伊藤雅俊さん
佐山展生さん
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客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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