夕学レポート
2008年09月22日
第10回11/19(水) 加賀美幸子さん
第10回(11/19)の講師は、元NHKアナウンサーで、千葉女性センター名誉館長の加賀美幸子さんです。
加賀美さんといえば、ニュース、司会、ナレーション等々あらゆるジャンルをこなし、アナウンサーとしては最高峰を極めた方と言えるかと思います。
昨年は大河ドラマ『風林火山』のナレーションを担当されていました。
しっとりと落ち着きがあって、それでいて心に響く力強さもある。素晴らしいアナウンサーです。
そんな加賀美さんは、NHK在職中から、『古典への招待』『古典講読』なども担当されていて、日本の古典に精通された方でもいらっしゃいます。
物語の嚆矢と言われるシェークスピアでさえ、せいぜい400年。西洋の古典は、宗教や政治・哲学は豊富でも、1000年の歴史を持つ日本の古典が持っている文学としての奥深さはありません。
長い年月を越えて、その時々の最高の知性に読み継がれてきた日本の古典には、世界に誇るべき豊潤な世界があります。
時あたかも今年は「源氏千年紀」。
日本の宝ともいうべき源氏物語の世界を加賀美さんの解説とナレーションで、じっくりと味わってみたいと思います。
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2025年1月16日(木)18:30-20:30
客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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