夕学レポート
2012年03月15日
第11回 5/22(火) 二宮清純さん
第11回 5/22(火)に登壇いただくのは、スポーツジャーナリストの二宮清純さんです。
夕学への登壇は、講演者として一度、対談者のホストとして三度(石毛宏典さん、犬飼基昭さん、島田亨さん)。ずいぶんとお世話になってきました。
講演者として久し振りにご登壇(7年振り)いただくことにした理由は、間近に迫るロンドン五輪の見方についてお話いただきたかったからです。
二宮さんの特徴は、あらゆるジャンルのスポーツに精通していることはもちろんのこと、スポーツ選手を育成するシステム、スポーツを振興するための政策、スポーツ団体・組織の経営にいたるまで幅広い領域をカバーできる、数少ない(というよりも、恐らく日本で唯一の)スポーツジャーナリストです。
五輪で勝つためには、選手の才能や努力、監督・コーチの指導法や采配だけでは不十分です。選手の発掘、育成、生活、将来設計に至るまで、トータルな戦略とシステムが不可欠です。
私たちがテレビで垣間見る試合やレースが、氷山の頂点だとすれば、水面下にあって、それを支える見えない全体像があるはずです。
そんなことも含めて、オリンピックを楽しむための多面的な見方を伺えることが出来ればと思います。
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オススメ! 春のagora講座

5月17日(土)開講・全6回
平野 昭さんと【系譜で読み解くクラシック音楽】
近年再評価や再解釈の進むブラームス音楽の本質と、ドイツ・ロマン派音楽の豊かな魅力を楽しむ。

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6月14日(土)開講・全6回
小泉 悠さんと考える【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。

人気の夕学講演紹介

5月20日(火)18:30-20:30
能力主義は『良いこと』もしたのか?
勅使川原 真衣
組織開発コンサルタント、著作家
近代化にともない必要に駆られて仕立てられた配分原理としての「能力主義」の功罪を見つめ直し、競争ではなく共創する社会を構想します。
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