夕学レポート
2007年03月26日
第12回(6/1) 川勝平太さん
第12回の講師は、国際日本文化研究センター教授の川勝平太先生です。
安倍政権のスローガンである「美しい国」構想は、川勝先生が、かねてから提唱してきた「美の文明」論の影響を受けていると言われています。
数百年という壮大な時間軸で世界の文明を考える川勝先生にとって、いまの日本は、高度な科学技術が結晶したひとつの文明の転換点を迎えているように見えるそうです。かつての明治維新が、西欧モデルへの転換をはかり、いまに通ずる「力の文明、強い文明」へと舵取りしたように、いまこそ、自然と生活を調和させ、美を最高の到達点と考える「美の文明」への転換をはかるべきだという考えです。
川勝先生は、教育再生会議のメンバーとしても活躍されています。
今回も、歴史家ならではのマクロな視点から、国土、教育、社会のあり方を語っていただきます。
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人気の夕学講演紹介

2026年1月9日(金)
18:30-20:30
グッド・アンセスター ~私たちはよき祖先になれるか~
松本 紹圭
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経営や人生におけるこの問いの意味を、皆様と一緒に深く考える機会を心より楽しみにしています。

人気の夕学講演紹介

2026年1月20日(火)
18:30-20:30
資本主義と民主主義の幸せな結婚は終わったのか?
大澤 真幸
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なぜ資本主義と民主主義とが背反しあうようになったのか。それに対して私たちは何をすべきか。揺れ動く現在を考えます。


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