夕学レポート
2008年03月19日
第13回(6/13) 出井伸之さん
第13回(6/13)の講師は、クオンタムリープ代表の出井伸之さんです。
90年代半ばから2000年代の半ばまで、ソニーを率いて、復活、絶頂、転換という激動の10年を経験した出井さん。社名ではありませんが「クオンタム=非連続」の時代をソニーのトップとして生きてこられたわけです。
CEOを退任されて以降お書きになったいくつかの本には、そんなソニー時代の様子が,かなりリアルに書かれていました。
私が印象に残ったのが、「どの睡眠導入剤が一番いいか」という話題で、ジャック・ウェルチと異様に盛り上がったという逸話でした。
グローバル企業のトップという仕事が、如何に激務だったのかが、ひしひしと伝わってきた記憶があります。
出井さんは、現在、クオンタムリープで、ポスト資本主義モデルの発信を目指しています。
戦後のジャパニーズドリームの代表企業であるソニーで一時代を築いた経験と、世界に広がる人的ネットワークを活かし、新たな時代のかたちと日本の将来を見据えていることと思います。
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客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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