夕学レポート
2008年09月26日
第13回 12/1(月) 羽生善治さん
第13回(12/1)の講師は、将棋の羽生善治四冠(名人、王将、王座、棋聖)です。
今年は絶好調の羽生さん。5月の名人戦第3局での大逆転勝利は、NHK「プロフェッショナルの流儀」でも取り上げられるなど大きな話題になりました。絶体絶命の窮地をしのぎにしのいで、森内名人(当時)の痛恨のミスに乗じての一気の形勢逆転でした。最終局面での羽生さんの「震える手」の映像には、勝負の世界の凄まじい緊張感を思い知らされた気がしました。
その勢いで名人位を獲得し、その後も棋聖戦も制して、現在(9/26時点)は王位戦の最終局に望んでいます。
スケジュールを見ると平行して、王位、王座、竜王とタイトル戦が続いており、毎週のように日本のどこかで、タイトル戦を戦っていることがわかります。
その合間を縫って、夕学二度目の登壇を快諾いただきました。
羽生さんの好調ぶりそのままに、夕学での人気も凄まじく、サイトを開設してわずか1時間で満席マークが灯ってしまいました。
でも、あきらめないでください。キャンセルも出ているので、こまめに予約状況をチェックしていただければと思います。
七冠独占に輝いた12年前に続く、再びの黄金時代を迎えようとしている羽生さん。
時代や環境に適応して、自らの棋風を大胆に変えてきたとも言われています。円熟期を迎えた羽生さんの「勝負を決める思考法」とは何か。
今から楽しみです。
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