夕学レポート
2008年03月03日
第1回(4/10) 高橋俊介さん
2008年前期 第一回目の夕学は、慶應SFC教授の高橋俊介さんです。
思えば、1995年に高橋さんが書いた『自由と自己責任のマネジメント』という本は衝撃的でした。
「激変する環境に適応するために、”企業と個人”の関係も市場原理型に変わるべきだ。企業で働くということは、会社に対して、報酬に見合う成果をだす旨の契約をすることと同義だ。そこにはプロとしての責任と自律性が求められる」
高橋さんはそう啓蒙をしました。
私は当時から、研修や人事制度にかかわる仕事をしていましたが、あの本と相前後するように、日本企業の人材マネジメントの潮流が変わっっていったことを実感として体験しました。
口の悪い人は「成果主義のグル」などと揶揄する人もいるほどでした。
それほどの影響力だったということでしょう。
あれから10年以上が経過し、高橋さんの指向と関心の変遷は、そのまま日本企業が直面してきた人材マネジメント課題と相似形をなしていると思います。
「キャリアショック」から「スローキャリア」、そしてライフキャリアインテグレーションやダイバシティへ。
自律した個人に自由な選択と意思決定の権利を与えることと組織全体のパフォーマンスを向上することを統合するためには、会社は何をするべきか、個人はどうあるべきか。
それを考え続けているのではないでしょうか。
それは、高橋さん自身が「こうありたい」という生き方であり、「こうあって欲しい」という人材マネジメントのあり方だと思います。
高橋さんの語る「これからの働き方」に、日本の組織と個人のネクストステージを見つけることができればと思います。
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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