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夕学レポート

2014年09月16日

第14回11/20(木) 岸見一郎さん

ichiro_kishimi.jpg 第14回11/20(木)、哲学者の岸見一郎さんにご登壇いただきます。
「あなたが変われば世界は変わる ~アドラーに学ぶ~」
オーストリアの精神科医、アルフレッド・アドラー(Alfred Adler)。
彼が提唱した心理学「アドラー心理学」、その正式名称 個人心理学。学術的名称には馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、アドラーが注目した、”個人”という考え、個人次第で世界が変わるという考え方は、多様で複雑な人間関係の社会で生きる現代の私たちにも、身近でヒントの多いテーマといえましょう。それだけにいま、とても注目されています。
アドラー心理学は、人間が人間らしく生きるための方法を教える心理学です。
岸見さんは、アドラー心理学とはどんな心理学かとの問いにこう答えられています。岸見さんの著書、『嫌われる勇気』や『アドラー 人生を生き抜く心理学』のタイトルもまた、その特徴を示していると思います。
誰だって、人に嫌われたくありません。人とうまくやっていきたいと思います。人をがっかりさせたり、傷つけたり、したくありませんし、進んで傷つきたくなんてありません。だからこそ人と関わることが、ときに怖くなります。私もそうです。けれども私たちは、社会のなか、対人関係のなかで生きている、生きる喜びもそこにこそあります。
アドラーは、「自分に価値があると思えるか」なのだと語っています。
人と関わっていく勇気は、社会で生きていく方法論、といえるかもしれません。自分が変われば、世界は変わる。さてそれはどういうことなのでしょうか。アドラーに学ぶ生き方論。講演を聞いてじっくり考えてみたいと思います。
・岸見一郎さん
・哲学者
・演題:「あなたが変われば世界は変わる ~アドラーに学ぶ~」
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