夕学レポート
2009年09月18日
第15回 12/8(火) 幅允孝さん
第15回 12/8(火)の講師は、ブックディレクターの幅允孝さんです。
ブックディレクターとはいかなる仕事なのか。
幅さんが代表を務めるBACHのサイトには次のようにあります。
BACHは本にまつわるあらゆることを扱います。
本屋さんをつくったり、本を流通させたり、本自体をつくったりするのが私たちの活動です。
私たちは本というメディアの力を信じています。
それは、小説でも、写真集でも、漫画でも、教科書でも、雑誌でも同じことです。
紙に印刷されたすべての言霊や感情を、然るべき場所に届け、
あらゆる人たちにその面白さを伝えたい。
私たちの仕事は、そんな気持ちに支えられています
例えば書店の陳列、例えばミュージアムの書棚、例えば病院の図書ルーム、例えば個人の書斎。
本が主役のあらゆる舞台を対象にして、主役(本)の魅力や素晴らしさ、面白さを伝えることを目的としたトータル演出家とでも言えばよいでしょうか。
幅さんは、いま日本で一番売れているブックディレクターです。
少子化、活字離れ、ネットの侵食等の理由から、右肩下がり現象が続いてきた出版業界は、昨秋来の経済低迷で雑誌広告が激減し、「いまや構造不況業種である」という自嘲的な嘆きも耳にします。
雑誌であれ、書籍であれ、紙媒体に込められた言霊の力を信じると宣言する幅さんが、本にどのような生命を吹き込むのか、プロフェッショナルの仕事ぶりを知りたいと思います。
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http://www.sekigaku.net/index.htm
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2025年1月16日(木)18:30-20:30
客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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