夕学レポート
2014年03月25日
第15回 6/11(水) 菊澤研宗さん
第15回 6/11(水)は、慶應商学部教授の菊澤研宗先生が5年振り、二度目のご登壇です。
前回講演はこちら。
経営哲学を専門とする菊澤先生、制度派経済学に依拠する経済学者でもあり、組織の不条理を研究する経営学者でもあります。
カント、ヘーゲル、ポパー、マックスウェーバー、ドラッカー等々。ドイツ観念哲学から、科学哲学、コーポレントガバナンス論から軍事史研究、人間主義経営学まで、おそるべき博識を誇り、幅広い研究領域をカバーする先生です。
慶應MCCのagora講座でも、マックスウェーバーのプロ倫やドラッカーの経営哲学を講義いだいてきました。
古典を通して考える【自由と資本主義】 2009年
http://www.sekigaku-agora.net/course/kikuzawa_kensyu2009.html
菊澤研宗教授による【ドラッカー再発見】 2010年
http://www.sekigaku-agora.net/course/kikuzawa_kensyu2010.html
この二年はカリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院で、在外研究生活を送り、さらに研究領域を広げて帰還されたばかりです。
帰朝講演もかねてお願いした今回の夕学では、「いまこそ経営に哲学を!」というど真ん中の本質的テーマをお話していただくことにしました。
菊澤先生が、米国留学中の二年間でより思いを強くしたのは、やはり日本企業には哲学が必要だということ。
米国流の科学的で経済合理的マネジメントだけでは、企業が合理的に不正を犯したり、合理的に失敗したりすることを防ぐことは出来ない。この不条理から抜けだすには、人間主義的で哲学的マネジメントが絶対に必要だ、ということだそうです。
「企業はなぜ存在するのか」「企業の社会的使命は何なのか」というそもそも論を深く深く考える機会にしていただければと思います。
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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