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夕学レポート

2014年09月22日

第18回 12/9(火) 駒形哲哉さん

第18回 12/9(火)にご登壇いただくのは、慶應大学経済学部教授の駒形哲哉先生です。
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駒形先生は、現代中国経済研究を専門にされています。
10年以上に渡って「中国マクロ経済分析」を継続し、データに基づいた中国経済の客観的分析を続けています。
中国といえば、「社会主義市場経済」という独特の経済体制をとってきました。1992年、鄧小平の南巡講話からはじまったこの経済システムは、社会主義の実現と市場経済という、相反する理念の両立を目指すという中国独特の体制です。
こんなアクロバチックな経済体制が上手くいくはずがない、という西側の見方を裏切るように、中国経済は20年以上も驚異的な高度成長を続けてきました。
GDP世界一の座も、目の前に届くまでになりました。
日本にとって、中国は脅威と羨望と侮蔑の感情が入り交じる、気になる存在です。切っても切り離せない重要な隣国でありながら、心穏やかに見ることができない国です。
中でも、ビジネスに関わる人々にとって、関心が高いのは「社会主義市場経済」の永続性ではないでしょうか。
数年前の反日暴動以降、日本からの経済投資が減少し続けているという事実は、中国経済の頭上に黒雲が湧き起こっているのを感じ取っているからだとも言えます。
危機意識を持っているのは中国も同じこと、今年盛んに喧伝されているのが「新常態(ニューノーマル)」というキーワードではないでしょうか。
7~8%程度の成長率を維持しつつ、格差是正や腐敗防止といった負の側面を同時に実現する経済体制を構築しようという意味のようです。いわば、「社会主義市場経済」第2ステージといったところかもしれません。
果たして中国の「社会主義市場経済」は続くのか?
専門家である駒形先生の講義を通じて、この特異な経済体制が続いてきた仕組みと限界の有無について考えてみたいと思います。

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