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夕学レポート

2014年09月23日

第19回12/11(木) 安藤俊介さん

syunsuke_ando.jpg 第19回12/11(木)、安藤俊介さんにご登壇いただきます。
安藤さんは、日本アンガーマネジメント協会 代表理事で、日本人初のアンガーマネジメントファシリテーターです。アメリカで始まったアンガーマネジメントを日本に紹介し、普及をされています。
アンガーマネジメントとは何でしょうか。
アンガー、イライラや怒りの感情と、上手に付き合うための心理教育です。1970年代にアメリカで始まり、ビジネスエグゼクティブ、弁護士、政治家、スポーツ選手などを中心に広まったのが始まりだそうです。
アンガー、怒りといわれると大げさに聞こえますが、「イライラ、怒りの感情」と言いかえるととても身近で、どなたもが身に覚えのあるもの、に感じると思います。人間のもつ本質的な感情であることは明らかです。
アメリカ人は、日本人に比べると感情表現が豊かで、ストレートだとよく言われます。映画やドラマ、ニュースなどを見ていると言い争いやケンカ、怒りの場面が多く感じて、素直でいいなと思うこともあれば、驚きや違和感を感じることもあります。けれどもビジネス環境や生活習慣が変化し、多様化もし、ストレスフルな社会になっていて、私たち日本人観のなかでも感情の表現やつきあい方は間違いなく変わってきているともいえるのではないでしょうか。
ところで、今回これを書いていて、私自身、気づいたことがありました。
アンガーにもつはっきりとしたネガティブ感情です。
イライラしていると自分でも心地よくありませんし、イライラしている人のそばは悲しくなります。怒られるのも怒るのもエネルギーがいり疲れますし、怒られるかもしれない不安や、怒ってしまった後悔なども不快です。こうしたマイナスイメージが伴うことで、アンガーは「抑えよう、消そう、なくさなければ」と思います。でも本来、感情とは、素直で正直な現象(人間としての持ち物といえるのかもしれません)であって、抑えたり消そうとしたりできないし、しようとすれば無理がくるはず。目指すのは、上手につきあっていくこと、これに尽きるはずです。
気づいてみれば当たり前ですが、教わることも学ぶこともしないのが、イライラや怒りの感情とつきあい方、です。そしてどなたもが身につけたい、知っておきたいスキルに違いありません。
どうしたらよいのでしょう。安藤さんが真正面からアンガーとのつきあい方、ご紹介くださいます。ヒントをしっかりいただけるようにしっかりお伺いしたいと思います。
・安藤俊介さん
・(一社)日本アンガーマネジメント協会 代表理事
・演題:「怒りをコントロールする技術」
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