夕学レポート
2014年03月28日
第18回 6/23(月) 池上彰さん
第18回 6/23(月)に登壇されるのは、ジャーナリストで東工大教授の池上彰さんです。
夕学は8年振り2度目の登壇になる池上さん。前回は大ブレークする直前のタイミングでした。
実は、池上さんとMCCは少しだけご縁があります。
2005年にNHKを退社されフリーになった池上さんは、充電と学び直しを兼ねて、いろいろな大学の社会人向け講座を受講されていました。
慶應MCCでは、「日経新聞から金融情報を読み解く」という講座(当時開講中)を受講されました。慶應商学部の金子隆先生の人気講義であった金融論の授業を、社会人向けにアレンジしたもので、日経新聞マーケット総合面に毎日掲載されている、さまざまな金融情報の見方と背景理論を学び、経済のダイナミズムを理解しようという講座でした。
池上さんは、経済、経営、政治、外交等々、各大学で幅広く最新の知識と理論を学び直されたようです。
池上ブームが、他の知識人ブームと異なり長続きしている理由を私なりに考えてみると、池上さんは、自分の引き出しにあるもので勝負するのではなく、あくまでもインタープリターに徹しているということではないでしょうか。
どんな領域であれ、人々が知りたい、知るべき知識を選びとり、取材し、わかりやすく再構成して解説してくれる。それが池上さんのプロフェッショナリティかと思います。
その専門性を支えているのが、自らも実践してきた「学び続けること」ではないでしょうか。
今回は、継続的な学びの実践家 池上彰さんが語る「働く大人の学び論」をお聞きできると思います。
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客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
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客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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