夕学レポート
2017年03月30日
第19回 6/29(木)石黒浩教授
6/29(木)、石黒 浩 大阪大学大学院基礎工学研究科教授にご登壇いただきます。
「マツコが等身大アンドロイドに」
「文豪・夏目漱石のアンドロイドが完成」
話題となりましたね。外見が似ているだけでなく、その技術の高さ、完成度、さらにデジタルタレント事業の発表や文学研究への寄与といった可能性の高さからも驚かれ注目を集めました。これらアンドロイドを開発したのが、石黒浩先生とその研究室、知能ロボット学研究室。
子供の頃、未来社会というと、ロボットがいて、アンドロイドがいて、車が空を飛び交う、そんなイメージでした。当時は100年後の未来だと思っていたことがすでに実現していたり、当時想像さえできなかった新しいことが生まれていたり、そんな現代、ロボットやアンドロイドは、未来を実現しつつある代表的でかつ人間に近い存在だと思います。
では、アンドロイドやロボットは何を目指し、どんな可能性をもっているのでしょうか。
石黒先生は、ロボット研究を通じて「人間」を追求し、未来の人間社会を支える知的システムを研究している、とおっしゃっています。最先端の研究をしながら現実の社会への実用や接点を常に同時に実現していらっしゃる石黒先生に、ロボットやアンドロイドの可能性や、現代と未来について、じっくり伺いたいと思います。(湯川)
・石黒 浩
・大阪大学大学院基礎工学研究科 教授
・演題「アンドロイドと近未来社会」
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知能ロボット研究室(石黒研究室)
Hiroshi Ishiguro Laboratoreies
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
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家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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