夕学レポート
2019年03月29日
第19回 6/28(金) 堤 未果さん
6/28(金)は国際ジャーナリスト、堤 未果さんにご登壇いただきます。
堤さんのお名前やご活躍をメディアや著書でご存じの方も多いことと思います。
最新刊 『日本が売られる』は、昨秋、ベストセラーとなり、大きな話題となりました。
安全で安心、水と安全はタダ同然、医療と介護は世界トップ、そんな”日本で今、とんでもないこと”が起きている。いつの間にか”国中に値札がつけられ、叩き売りされている”と言い切る堤さん。衝撃ですがそれらは、私たちが知っているべきこと。これまで、知られてこなかった、知らされてこなかった触れられてこなかったこと、しかし、たしかな事実、対面せねばならない現実です。堤さんは常にそれらに迫る取材・報道を続けられています。
本書の前に米国のシリーズがありました。『貧困大国アメリカ』『沈みゆく大国アメリカ』などタイトルが示すように、米国の”暗部”をえぐり出す、と評されています。
NY州立大学同大学院で国際関係論学を学ばれた後、国連、米国野村證券勤務や9.11の体験をへてジャーナリストに。日本と米国を行き来しながら活躍されています。
徹底した現場取材と、公文書分析による調査報道で、米国の暗部をえぐり、日本の事実を見つめる堤さんに、今回は直に、日本の事実、さらにはどうしたら日本を、未来を守れるのかをじっくり伺います。(湯川)
・堤 未果
・国際ジャーナリスト
・演題:「日本が売られる~次世代の為の宝を守れ~」
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6月14日(土)開講・全6回
小泉 悠さんと考える
【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。

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2025年5月27日(火)18:30-20:30
アテンション・エコノミーのジレンマ
山本 龍彦
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長、慶應義塾大学 X Dignityセンター共同代表
偽・誤情報や誹謗中傷、さらには社会的分断の一因になっているとも言われる「アテンション・エコノミー」が孕むジレンマに人権や民主主義の観点から迫り、克服の糸口を考えます。

人気の夕学講演紹介

2025年5月30日(金)18:30-20:30
蔦屋重三郎の仕事に迫る
鈴木 俊幸
中央大学文学部教授
NHK大河ドラマ『べらぼう』時代考証教授
次々と流行を生みだしていった蔦屋重三郎との仕事ぶりを辿り、江戸時代中期から後期へと大きく変化する時代の様相を見てみます。
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