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夕学レポート

2008年09月08日

第1回10/17(金) 高橋洋一さん

きょうから、恒例の講師紹介を行っていきます。
第1回 10/17(金)は、東洋大学教授の高橋洋一先生です。
元財務官僚で、いわゆる「上げ潮派」の理論を支える一人とも言われる高橋先生。
竹中大臣、安部首相のブレーンとして活躍していた高橋氏が問題提起した「霞ヶ関埋蔵金」問題は多くの耳目を集めました。
財政赤字に苦しんでいるはずの日本に、特別会計という不可侵領域があり、そこには数十兆とも言われる剰余金が蓄積されている。その存在を知っているのは、ほんの一握りの財務官僚だけで、政治家はまったく把握していなかった。
指摘がなされたいまもなお、官僚はその存在をひた隠し、自分たちの既得権益を守ろうとしている。
高橋さんが書いた『さらば財務省』という本には、そんな内幕が赤裸々に語られていました。
時はあたかも、自民党総裁戦の火ぶたが切られようとしています。
財政出動派(麻生)、財政再建派(与謝野)の攻勢の前に、構造改革を標榜するグループは、候補者乱立気味で、上げ潮派の勢いには陰りが見えるともいわれています。
はたして、我が国の財政運営は誰の手に委ねられるのか。
新総理のもとでの総選挙も取りざたされるきょうこの頃。
この講演が皆さんの候補者選択の一助になるかもしれません。

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