夕学レポート
2008年09月05日
今期のテーマⅡ
きょうは、残り3つのテーマをご紹介します。
「プロフェッショナルの思考法」
その道を究めた人、あるいは評価の高い専門家は、多くの知識、卓越した技術はもちろんのこと、モノの見方・考え方においてもユニークな視点や独自のこだわりを持っているようです。
それを感性の違い、才能の有無とあきらめずに、普遍化して考えてみようという企画です。
このテーマでは
・脳の働きと生活習慣の関係について、脳医学者の築山先生から
・ベストセラー「地頭力」のエッセンスを、注目のコンサルタント細谷さんから
・勝負を決める思考法について、第二の黄金時代を迎えようとしている羽生名人から
・仕事を楽しむ技術として注目されるライフハックについて、日本の伝道者小山さんから
・市場原理主義の啓蒙者アダムスミスの新たな一面を、気鋭の経済学者堂目先生から
それぞれお聞きしたいと思います。
「知を愉しむ」
仕事にせよ、プライベートにせよ、社会活動にせよ、人がこころ豊かに生きるためには、知性、感性、身体の「三つの知」が必要です。
また、「三つの知」を身につけるためには、義務や功利で学ぶのではなく、知に触れ、知に親しみ、知を楽しみながら学ぶことが理想とされています。
三つの知」を楽しみながら身につけるために、豊潤な文化教養の世界に触れてみたいと思います。
このテーマでは
・古典に精通しているアナウンサーの加賀美幸子さんから、源氏物語の世界を
・企業のリーダー教育で論語や荘老思想を説いている田口さんに、東洋思想の世界を
・歌舞伎評論の第一人者渡辺保さんに、歌舞伎の世界を
・歌人で古代短歌の研究者でもある佐佐木先生に、歌の世界を
それぞれ語っていただきます。
「丸の内 人生読本」
よりよく生きるための唯一の方法論があるとすれば、それは自分の「内なる声」にどれだけ耳を傾け、忠実であるかだと言われます。
人生を「解決できない問題と向き合うこと」と捉え、悩みや憂い、葛藤や相克と真っ正面から取り組んできた先達の声を聞いてみたいと思います。
・「悩む力」がベストセラーになった姜先生から夏目漱石論を
・脚本家の内館牧子さんには、大人の学び直しについて
・2度目のエベレスト登頂に成功したプロスキーヤーの三浦雄一郎さんには挑戦のスピリットを
・作家の五木寛之さんには、哀しみを抱えて生きる人生論を
それぞれお話いただきます。
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2025年1月16日(木)18:30-20:30
客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
人気の夕学講演紹介
2025年1月24日(金)18:30-20:30
教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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