夕学レポート
2009年03月04日
第1回 4/13(月) 中谷巌さん
本日から申込・予約受付を開始いたしました。
お陰さまで、多くの方に申込をいただいております。ありがとうございます。
さて、今期の1回目は、三菱UFJリーサーチコンサルティング理事長で、多摩大学教授の中谷巌先生です。
中谷先生が、昨年末に出された『資本主義はなぜ自壊したのか』という本は、大いに話題になりました。
「あの中谷さんが!」という驚きがありました。
構造改革推進派の理論的支柱として、自由で公正な市場の原理に委ねることこそが、経済と社会の発展に繋がることを説いてきた中谷さんが、「アメリカ型の金融資本主義」への決別宣言を発したということに、大きな時代の変化を感じます。
本によれば、中谷さんが、考え方を変える過程には、塾長として関わってきた次世代リーダー育成塾での経験が影響しているそうです。
夕学にも登壇いただいてきた、松岡正剛さん、山折哲雄さん、川勝平太さん、山内昌之さん等を講師に招き、彼らが語る歴史観、人間観、日本文化論を聞くことで、経済学以外の「知の世界」への関心と洞察が深まり、資本主義のあり方、日本の進むべき道を再構築することに繋がったとのこと。
かといって、中谷さんは、かつての護送船団方式や統制経済に戻れと言っているわけではありません。科学の進歩と自由な社会を標榜する以上は、私たちが受け入れざるを得ないグローバル資本という「モンスター」を、どのように飼い慣らしていくか、その手綱さばきの知恵が求められていること。そのヒントは日本的価値観の中に見つけ出すことができることを提唱されています。
いま、この時だからこそ、じっくりとお話を伺いたいと思います。
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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