夕学レポート
2012年03月30日
第21回 6/29(金) 大平貴之さん
第21回 6/29(金)に登壇いただくのは、プラネタリウム・クリエイターの大平貴之さんです。
小学生の頃からプラネタリウムの自作をしていたという大平さんは、ソニー入社後も開発を続け、それまでのプラネタリウムの100倍以上にあたる150万個の星を投影できる「MEGASTAR(メガスター)」を製作し、業界をあっと驚かせたそうです。
しかも、最新鋭機の「Super MEGASTAR-II」は、なんと2200万個の星数投影ができるといいます。
私のようなオジさん世代がプラネタリウムを見ていたウン十年前に比べると、驚異的な進化をとげているということでしょうか。
おそらくは、かなり視力のよい人が、富士山頂やアラスカなどの限られた場所で、しかも年に数回の好条件でしか味わうことができない宇宙体験を、誰もが実現できる画期的なイノベーションと言えるのではないでしょうか。
一方で、大平さんは、ソーシャルベンチャーの起業家的でもあります。
大平技研という会社で、大規模プラネタリウム用の「Super MEGASTAR-II」から、家庭の浴室で宇宙が体験できるホームスタータイプまで、幅広い製品を開発・販売していらっしゃいます。
今回の夕学では、「星空を作るという仕事~MEGASTAR開発ストーリー~」と題して、「MEGASTAR」を開発するまでの軌跡を振り返っていただきます。
加えて、星空を作るという仕事の社会的意義や今後の方向性などについても語っていただく予定です。
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