夕学レポート
2006年10月13日
第23回(2/2) 佐高信さん
第23回の講師は、夕学二度目のご登壇、評論家の佐高信さんです。
佐高さんがよく使われる政治家分類方法に、「タカ派かハト派か」「クリーンかダーティか」という2軸の間トリックスがあります。例えば、田中角栄や竹下登はダーティーなハト、中曽根氏はダーティーなタカ、河野洋平はクリーンなハトという具合です。
佐高さんによれば、戦後日本の主流は、「ダーティーなハト」に連なる人が多く、疑獄事件や利権政治という弊害は多かったものの右傾化というリスクについては、それなりのバネが効いていたとのこと。ところが、小泉政権の5年半の間に、さまざまな理由から「ダーティーなハト」に属するリーダー人材が枯渇し、かわって、これまでほとんど注目されることがなかった「クリーンなタカ」集団が台頭してきました。その代表が安倍晋三首相です。
「クリーンなタカ」の持つ本当の恐ろしさとは何か。佐高さんの激辛評論が楽しみです。
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2025年1月16日(木)18:30-20:30
客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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2025年1月24日(金)18:30-20:30
教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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