夕学レポート
2014年03月04日
第2回 4/11(金) 穂村弘さん
第2回 4/11(金)は、歌人の穂村弘さんです。
現代短歌を代表する歌人であると同時に、ユーモアたっぷりの洒脱なエッセイにも人気が高い穂村さん。なんと20本以上の連載を抱えているそうです。
慶應MCC agora講座では、『穂村弘さんと詠む【世界と<私>を考える短歌ワークショップ】の講師をお願いしておりまして、昨年は私も参加して、ホムラワールドに感化されたくちです。
穂村さんは、「社会化された言葉」から自由になろう!というメッセージを、繰り返し、あの手この手で、叩き込んでくれました。
私たちは、長く生きていると(とりわけ企業組織で)、暗黙のうちに社会の色、組織の色に染まっていきます。特に思考や言語は、所属する世界の通行手形のような意味合いをもっているので、社会の色、組織の色を強く反映したものになることが避けられません。
しかし、おもしろいもので、人のこころに刺さる短歌というのは、社会の色、組織の色を拭い去った自由な言葉を使っています。
つまり、短歌を詠むという行為は、住み慣れた世界、語り慣れた言葉の束縛を解き、現代人が忘れた自由な表現を取り戻すことでもあるのです。
このような「反社会化的姿勢」というのは、穂村さんのあらゆる視点・生き方に貫かれていて、多くのファンを引き付ける理由でもあります。
私たちに求められている創造性、新奇性、新たなモノの見方・考え方には、「反社会化的姿勢」が不可欠なことは間違いありません。
短歌にまったく興味がないという方にこそ、ぜひお聞きいただきたい講演です。
短歌好きはもちろん大歓迎です。
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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