KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

夕学レポート

2014年09月02日

第5回 10/15(水) 松崎一葉さん

第5回、10/15(水)、筑波大学医学医療系教授の松崎一葉さんにご登壇いただきます。
ichiyo_matsuzaki.jpg ストレス、メンタル、ストレスマネジメント、こうした言葉もずいぶん身近になりました。それだけに、ストレスやメンタルが、私たちのすぐそばに、日常に、あってそう認識されている、ともいえます。
今回はとてもユニークな切り口で、究極のプロフェッショナルから、メンタルマネジメントを学びます。宇宙飛行士。
松崎先生のご専門は、産業精神保健学、宇宙航空精神医学です。宇宙飛行士の採用、トレーニング・育成、メンタル・健康管理をされていらっしゃいます。
『アポロ13』という映画がありました。
トム・ハンクス主演で、ロン・ハワード監督による迫力と緊張感あふれる作品でした。はじめて見たのは20年近く前ですのに、よく覚えています。トム・ハンクス扮する宇宙飛行士が、あれほどまでに希望を持ち続けることのできる、”強さ”にとても感動しました。
宇宙飛行士といえば、選ばれた方のなかの選ばれた方だけがなれる、英雄的なプロフェッショナル。けれども生命の危険さえも伴う想定しえない危機が連続する、極限のストレスフルな、非常に厳しいプロフェッショナルでもあります。
そんな宇宙飛行士には、論理的で合理的な問題解決能力に加えて、「情緒的な内界の豊かさ」と「意思の力」が求められる、と松崎先生はおっしゃっています。トム・ハンクス扮する宇宙飛行士の姿に重なります。
一方で、現代人は、誰もが非常にストレスフルな日常に生きている、とも松崎先生はおっしゃっています。
これは宇宙飛行士たちに通じるものです。彼らが直面する極限のストレスと、その究極のメンタルマネジメントには、私たち現代のビジネスパーソンにとっても、ヒントやアイデアがあるはず。そんな思いから、松崎先生は今回『夕学五十講』にご登壇くださることと思います。
宇宙飛行士に学ぶ、「知・情・意」のメンタルマネジメント。大いに学びたいと思います。
・松崎一葉
・筑波大学医学医療系 産業精神医学・宇宙医学グループ 教授
・演題:「知・情・意のメンタルマネジメント」
講師紹介ページはこちらです。

メルマガ
登録

メルマガ
登録