夕学レポート
2012年03月07日
第5回 4/24(火) 浅野温子さん
第5回 4/24(火)にお話いただくのは、女優の浅野温子さんです。
トレンディー女優の代表と言われた時代から、性格俳優としても確固たる地位を築いている現在まで、映画・TVドラマの第一線で活躍を続けている浅野温子さん。
実は、この10年ほど、古事記に代表される日本の神話に関心を寄せ、独自のアレンジを加えた「よみ語り」という活動を続けてこられました。
浅野温子よみ語り公式サイト
http://www.ikushimakikaku.co.jp/asano_atsuko_yomigatari/index.html
浅野さんの「よみ語り」は、いわゆる朗読劇ではなく、浅野さんが一人で様々な登場人物を演じる”一人語り舞台”だそうです。
恋愛ドラマから歴史物まで、コメディからシリアスまで、芸域の広さを誇る浅野さんならではの表現形態かもしれません。
古代にあって、記紀にまとめられる以前の歴史や旧辞を伝承したのは、語り部と呼ばれる人達でした。
また、わが国における役者の原型は、神の御前で踊り語った「わざおぎ」と呼ばれる人々であったと言われています。
語り部もわざおぎも、恐らくは神意を憑依させる神懸かりしながら、全身全霊を使って、物語を語っていたのでしょう。
人々は、そんな演技や語りを通して、人間の真理や不条理、生きることの喜びと哀しみを学んでいったと思います。
稀代の美人女優がよみ語る日本の神話。いまから楽しみです。
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客観性に閉じ込められる私たち
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
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東京大学東洋文化研究所 准教授
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