夕学レポート
2011年03月11日
第7回 5月17日(火) 魚谷雅彦さん
第7回 5月17日(火)の講師は、日本コカ・コーラの魚谷雅彦さん会長です。
10年前に日本コカ・コーラの社長に就任し、「26年振りの日本人社長」として、2000年代の同社をリードしてきました。
飲料業界を取り巻く環境は、けっして順風ではありませんでした、少子化や若年人口の減少は、かつて若者をターゲットに発展してきた同社にも大きな影響を及ぼしたはずです。
そんな中で日本コカ・コーラは、時代の変化や消費者のニーズを巧みに捉えて、独自の商品開発を推進しつつ、ナショナルブランドとして、確固たるブランドイメージを確立してきたのではないでしょうか。
その推進役でもあった魚谷さんは、4年ほど前に「ブランドヴィジョン」という会社を設立し、企業のマーケティングに関するサポートや次世代の人材育成のためのマーケティング啓蒙活動にも取り組んでいらっしゃいます。
講演タイトルは、評判の著書名と同じ『こころを動かすマーケティング』でお願いしました。
5/17 (火) 「こころを動かすマーケティング」 魚谷 雅彦氏
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6月14日(土)開講・全6回
小泉 悠さんと考える
【日本の安全保障】
政治、経済、環境、技術など多角的な要因を考慮する広義な「安全保障」を議論する。

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2025年5月27日(火)18:30-20:30
アテンション・エコノミーのジレンマ
山本 龍彦
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長、慶應義塾大学 X Dignityセンター共同代表
偽・誤情報や誹謗中傷、さらには社会的分断の一因になっているとも言われる「アテンション・エコノミー」が孕むジレンマに人権や民主主義の観点から迫り、克服の糸口を考えます。

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2025年5月30日(金)18:30-20:30
蔦屋重三郎の仕事に迫る
鈴木 俊幸
中央大学文学部教授
NHK大河ドラマ『べらぼう』時代考証教授
次々と流行を生みだしていった蔦屋重三郎との仕事ぶりを辿り、江戸時代中期から後期へと大きく変化する時代の様相を見てみます。
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