夕学レポート
2011年03月14日
第9回 5月26日(木) 阿部秀司さん
第9回 5月26日(木)の講師は、映画プロデューサーの阿部秀司さんです。
阿部さんは、CMディレクターを経て、映画制作の道に入りました。
岩井俊二監督の映画デビュー作品『Love Letter』が最初の作品です。以降、『パラサイト・イブ』『海猿』『オールウェイズ 三丁目の夕日』など、大ヒット作を次々とプロデュースされてきました。
1960年代後半から長きに渡って斜陽産業と揶揄されてきた日本映画ですが、実はこの数年観客動員数が増えています。その原動力になったのがテレビとの連動企画でした。
「いいものを作れば売れる」という頑固職人的な隘路に陥っていた映画界に、テレビの特性を活かした圧倒的なプロモーションを展開する手法を持ち込んだ点において、「ビジネスモデル」の革新者のひとりといってよいかもしれません。
映画産業を支える裾野が広ければ広いほど、山は高くなります。
テレビを見てシネコンに足を運び、映画館という空間に興味を抱く、やがて「へぇ~こんな映画もあるんだ」と芸術性の高い作品へと関心を移してもらう、そんな流れが出来ればいいなぁと強く思います。
例えば「午前十時の映画祭」のような試行が根付いてくれるとうれしいのですが...
それはさておき、阿部さんの演題は、ズバリ『売れる映画を作る』
ど真ん中のストレートのようなタイトルでお願いしました。
売れない理由をあげつらうのではなく、売るためにどうすればよいかを考えるにはどうすればよいか。
誰もが関心のあるところかと思います。
5/26 (木) 「売れる映画を作る」 阿部 秀司氏
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2024年7月19日(金)18:30-20:30
不易流行の経営学を目指して
~稲盛経営哲学を出発点として~
劉 慶紅
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
日本経営倫理学会常任理事
稲盛経営哲学に学びながら、人間性を尊重し、利潤追求と社会貢献の統合をめざす経営学理論を構築する、新論が真論となり、不易流行の経営学として結実することを目指して。
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2024年7月23日(火)18:30-20:30
『VIVANT』とテレビ局社員
福澤 克雄
(株)TBSテレビ コンテンツ制作局ドラマ制作部、演出家・映画監督
私にとっての道は、TBSにありました。『VIVANT』は、同じような夢を持つ若者たちの道標になってほしい、そんな思いも込めてチャレンジした作品です。日本のドラマ界、映画界を目指す皆様、夢はあるけど方法がわからない皆様の一助になればと願っております。
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