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学びって、わくわくしませんか??

2006年10月10日

片岡俊一
株式会社遠藤波津子グループ本社 管理部 部長代理

このようなタイトルにすると、いかにも勉強好きのように聞こえるかもしれないですが、かなり「勉強嫌い」なんです。 こんな私が、なぜ「わくわく」するのかと言う事を話してみようと思います。


はっきり言って、私は環境に恵まれているのだなと思います。この会社に移って5年がたちますが、ここでは業務改革を推進していく立場での入社でした。ですから、学んできたことを実践できる(または、実験できる)立場にいる訳です。
過去にも他でセミナーや勉強会に参加したことはあるのですが、実践できる場が少ないのを言い訳にして活用していませんでした。結局、参加しただけで結果の残らないものだったのです。
でも、今は違います。なんでもかんでも出来るというわけではありませんが、学んできたことで、「お客様に良いサービスが提供できる」可能性があることであれば、実践できる可能性はかなり高いです。このような環境ですから、「学ぶこと」に凄く真剣に取り組むことが出来ました。そして真剣に取り組んだからこそ、真剣にフィードバックすることも考えました。そして実践した結果が「良くても」「悪くても」、振り返るとここまで取り組んだ時間は充実していて楽しい時間でした。そして、「もっと良くなることはないか?」「もっと何かできるのではないか?」「数年後には、こんなことが出来るかも・・・」などと考えるようになりました。
この時点で、「学ぶ」事に対して「わくわく」している自分がいました。すると、もっと勉強会やセミナーに参加したくなってくるわけです。そして結果を出すために努力する。こうなると、私にとって「学び」とは仕事をしていく上でのサプリメントのような役割を果たしています。必要不可欠なビタミンになっています。それでも、外れてしまったセミナーや勉強会もあります。それはそれで、時間もお金も無駄にしていないと思っています。サプリメントのようなものですから、他の方には良くても自分には合わないものもありますよね。ここまで話して、「今頃になって気づいたの??」「そんなのあたり前ジャン」と思われると思いますが、やっと気がつきました。いや、「やっと、実感できました。」
ちょっと話を換えて・・・慶應MCCでの「学び」は『マーケティング情報から顧客を「読み・解く」』3期に参加させていただいたのが始めです。マーケティングについて学べて議論して考えて充実した期間でした。疲れているはずなのに妙に元気に取り組んでいました。ここでの授業で、高橋先生より「INTERNAL MARKETING」ということを教えていただきました。コトラー先生の『マーケティングマネジメント ミレニアム版』より、引用させていただくと、「顧客に良いサービスを提供したいという意欲のある優秀な社員を採用し、トレーニングをし、動機付けをすること。」とあり、続けて「社内のスタッフが素晴らしいサービスを提供する心構えが出来ていないのに、そのようなサービスを顧客に約束するわけにはいかない。」とあります。
この話を聞き、この部分を読んで、「これだ!!」と思いました。サービス業にとって社員の質の向上が重要なのだと思った訳です。それを考え実行していくこともマーケティングなのかと感心もしました。このプログラムを消化している最中に、社内では同僚と、一部の部門の社員の評価制度と教育制度について、翌年より変えていく企画を立て、プログラムが終わった暮れには制度改革についての初回の役員プレゼンが終わりました。予定通り、翌年の春から新しい評価制度と教育制度をスタートさせることが出来ました。現在この制度は、導入3年目を迎えコンピテンシーの考え方を少しずつ取り入れた形になっています。これからも、変わって?進化していくのだと思いますが・・・。
蛇足ですが、このプログラムを受講していた頃には、まだES(従業員満足)という言葉は社会に浸透はしていなかったと思いますが、同時にこのときにESについても考えました。やはり、従業員が不満だらけの会社では、顧客に良いサービスは提供できないからです。高級なレストランに行って、無愛想なスタッフの対応では、どんな料理でもまずくなってしまいますよね?いつも笑顔でスタッフが迎えてくれるレストランなら同じ料理が格段に美味しく感じるはずです。こういった部分での、「学び」がまだまだ必要なのだと思います。
そして、そういうことに関して何かないかいつも「わくわく」しながら探しています。
こうして、学んで実践して結果を出して、私は今日も学ぶことに「わくわく」して生きています。 学んで終わりにせずに、勉強会で良かったと思うことを自分の環境に合わせて実践していくことが「学んだ」ことになるのではないでしょうか? それが、キャリアを積んだことにもなるのかなと思ったりもします。 私は、環境(会社)に恵まれたのだと思います。 でも、この環境が変わっても、このスタイルは変わらないでいたい。
最後に、この環境を与えてくださった会社に感謝いたします。

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