夕学レポート
2012年10月20日
お知らせ:「ダライ・ラマ法王と科学者との対話」
科学は、哲学から始まったと言われています。
自然のメカニズムを「理性」を使って解明できるとするデカルト的な世界観が、近代科学を産み出しました。
哲学は、神学とその源を同じくすると言われます。
デカルトは、「理性」を使って、神の意思=世界の本質を読み解こうを試みました。
神学者が、聖書に向き合うことで、神の意思に近づこうとしたように、科学者は、自然と向き合うことで、世界の本質や原理を探ろうとしました。
確かなものへの強い欲求をエネルギーにして、壮大なる対象に真摯に向かうという点において、宗教家と科学者は共通点があるように思います。
そんな両者の接点を掘り下げるシンポジウムが開催されます。
「ダライ・ラマ法王と科学者との対話 ~日本からの発信~」
2012年 11月6日(火)・7日(水)
会場:ホテルオークラ東京 平安の間 [本館1階]
夕学五十講にも登壇いただき、昨年はagora講座で
【科学と向き合う人間力】という講座を主宰していただいた筑波大学名誉教授の村上和雄先生が中心になって企画したイベントです。
『遺伝子・科学/技術と仏教』
『生命科学・医学と仏教』
『物理科学・宇宙と仏教』
といった興味深いテーマで、それぞれに日本を代表する科学者が登場し、ダライ・ラマ法王と対話を行うとのこと。
興味のある方は下記にお問い合わせください。
「ダライ・ラマ法王と科学者との対話」実行委員会
事務局:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 URL http://www.tibethouse.jp/
〒160-0022東京都新宿区新宿5-11-30 第五葉山ビル5階
TEL:03-3353-4094 / FAX:03-3225-8013
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