夕学レポート
2020年06月17日
第9回 7/29(水)高橋 俊介先生
今、リベラルアーツがビジネスパーソンの学びで注目されています。
テクノロジーの急速な進展、激しく変化するビジネスモデル、働く人の変化・・・等、現在のような変化激しく、想定外の事が起こりうる時代だからこそ、特に次の経営を担う次世代リーダー、経営人材にとって、リベラルアーツを学ぶことは不可欠であると語られることが多くなりました。
反射的に目の前の問題に対処するだけでは太刀打ちできない状況、これまでの自身の経験則だけでは語ることができないことが多くなっていること、皆さんも日々の仕事、意思決定のなかで実感していらっしゃる方も多いことでしょう。これからの時代さらにこのような感触を持つことが多くなることは間違いありません。
そのような時代にあって大切なことは、直ちに正解を求めるのではなく、社会科学や自然科学といったリベラルアーツから学び、大きな視点で自論を固める必要があると高橋先生はおっしゃいます。
高橋先生は、ここ数年にわたり、自論を形成する場として、「世界観ゼミナール」という形で、社会科学、自然科学の視点から、現段階でできる限り「事実」に近づいていると思われる重要な著作を読み込み、感想や考えを語り合う勉強会を実施しています。
なぜ、私たちにリベラルアーツは大切なのか、今一度振り返って頂くとともに、「世界観ゼミナール」にて取り上げている著作を引用いただきながら、リベラルアーツからの学びを共有いただきます。(保谷)
・高橋俊介(たかはし しゅんすけ)
・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授
・演題:「経営人材が今学ぶべきリベラルアーツ」
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
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家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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