夕学レポート
2005年05月17日
玄田有史さんの希望学プロジェクト
7月20日の夕学のご登壇いただく玄田有史先生が「希望学プロジェクト」と呼ぶ研究を開始したそうです。(朝日新聞 5/11)。
玄田先生が所属する東大社会科学研究所のプロジェクト研究で玄田先生が責任者とのこと。(希望学のサイトは準備中でした)
『・・必要なのは、希望を抱かせるための即効薬でなく、希望とな何か、から問い直すことだと考える。「例えば、希望ってなくちゃいけないのか。個人的にはありゃいいてもんじゃないだろう、って思う」・・・』
という部分が印象的でした。
ニートやフリーターの就労意識の問題が取りざたされる一方、企業人に対しても、キャリア意識の一環として「価値観」や「動機」の明確化を求めることが一般化していますが、見方を変えれば「何をしたいかわからない」人とっては一種の脅迫観念のような厳しい問いかけのようです。
どんな研究になるのでしょうか。楽しみですね。
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客観性に閉じ込められる私たち
村上 靖彦
大阪大学人間科学研究科 教授
感染症総合教育研究拠点CiDER 兼任教員
客観性とは何なのでしょうか?エビデンス信仰の風潮が強まる昨今、見落としているものを『客観性の落とし穴』の著者・村上氏に学びます。
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教養としての仏教:苦しみをどう超えるのか
柳 幹康
東京大学東洋文化研究所 准教授
家庭の仏壇や供養の儀式、あるいは観光旅行での古寺巡礼など、仏教は比較的身近な存在でありつつ、知っているようで知らない奥の深さもあります。仏教学の専門家より教養としての仏教を学びます。
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