HOMEへ戻るMCCマガジン「学び」の楽しさを再発見 ―慶應義塾創立150年記念講演会「学問のすゝめ21」のご紹介

「学び」の楽しさを再発見 ―慶應義塾創立150年記念講演会「学問のすゝめ21」のご紹介

2008年09月09日

慶應義塾 創立150年記念事業室

1.記念講演会「学問のすゝめ21」、東京にて集大成

慶應義塾は、2008年、創立150年を迎えました。これを期して、2007年8月から1年間にわたり、南は鹿児島~北は北海道まで、全国13ヶ所にて記念講演会「学問のすゝめ21」を開催しました。
本講演会は、21世紀の現代社会が抱えるさまざまな問題や課題を中心に多彩なテーマでおくる、慶應義塾の教員と塾員(卒業生)による講演会シリーズ。ひとつのテーマに複数の視点から光を当て、いろいろな考えに触れていただくことによって、参加者の皆さまの新たな「発見」を喚起し、「多事争論」の間に生まれる「自由の気風」と「学び」の楽しさを実感していただくことを目指し、企画してきました。
そして、9月23日(火・祝)、本講演会シリーズの集大成として、「日本人のアイデンティティー」をテーマに、東京・NHKホールにて開催します。
入場無料(事前申込制)。皆さまのお申込をお待ちしています!

<開催概要>

■日程:2008年9月23日(火・祝)
■場所:NHKホール
■時間:14時30分開場 15時30分開演
■主催:慶應義塾
■共催:読売新聞社
■プログラム
 14:30~ 開場
 15:30~ 開会挨拶
 15:45~ パネルディスカッション「日本人のアイデンティティー」
 17:45 終了予定
■パネリスト(50音順、敬称略)
 安西 祐一郎(慶應義塾長)
 上田 宗冏(茶道 上田宗箇流十六代 家元)
 坂村 健(東京大学大学院 情報学環教授)
 向井 千秋(宇宙航空研究開発機構 宇宙飛行士、宇宙医学生物学研究室長)
 茂木 友三郎(キッコーマン株式会社 代表取締役会長CEO)
■コーディネーター
 宮本 隆治(アナウンサー)

お申し込みはWebサイト、ハガキ、またはFAXにて受付いたします。
詳細はコチラ http://www.gakumon21.jp/tokyo923/

2.「学問のすゝめ21」の意義

「活用なき学問は無学に等し」(『学問のすゝめ』12編より)
明治初頭。福澤諭吉は、『学問のすゝめ』の中で『学ぶ』ことの新たな意味を指し示しました。『学問』とは権威ある知識を蓄えることではなく、事物を在るがままに見る力であり、独立した精神と生活を支える基礎であり、個々人が共に生きる源となるべきものです。
この福澤の志を受継いだ多くの人々が、皆それぞれの分野で、日本の近代化に取組んできました。
そして21世紀。社会には情報があふれ、学ぶ機会も場所も増えました。しかし、現代社会を生きる私たちは、新時代を「学問」に賭けた福澤の、あの清新な情熱を持っているでしょうか。いつしか「学ぶ」ことが、惰性になっているのではないでしょうか。
『学問のすゝめ』以来、130余年。いまいちど、現代社会に、「学ぶ」ことの意義と若々しさを、問い直すべき時期が来ているのではないでしょうか。この趣旨のもと、2007年8月、東京・三田キャンパスにて、「学問のすゝめ21」はスタートしました。
会場ごとに1テーマを設定。スポーツ、家庭教育、地域力、文学、日本文化、医療、環境、外交、政治経済など、現代社会が抱えるさまざまな課題をテーマとし、これらのテーマを参加者に多角的な視点で捉えていただけるよう、複数の講師による講演やパネルディスカッションを開催してきました。
毎回、講演会会場では、参加者にアンケートにご協力いただき、次回の会場にいかせるよう取り組んでいます。「講演会に参加して、新しい視点を得えることができた」「自分ができることから課題に取り組んでいこうと思った」など、新しい行動のきっかけとしていただけた時には、スタッフ一同、大変嬉しく思います。
現在までに13会場を終了し、慶應義塾の卒業生のみならず、地域の方、高校生など、のべ11,250名に参加いただきました(※2007年8月~2008年8月現在)。
『学問のすゝめ』高松会場
5月25日高松会場。1350名が参加。
『学問のすゝめ』鹿児島会場
3月22日鹿児島会場。紺野美沙子氏、鈴木光司氏、渡辺久子氏によるパネルディスカッション。
また、講演会終了後も、多くの方に、「学問のすゝめ21」を発信しています。
講演会の様子は、記念講演会Webサイトにて動画配信しています。また、会場の内容を1冊ごとにまとめた『創立150年ブックレット 学問のすゝめ21』を記念講演会Webサイトや紀伊國屋BookWeb等で販売しています(新書サイズ・300円)。
過去の講演会のレポートや動画配信はコチラ
http://gakumon21.keio150.jp/
ブックレットについてはコチラ
http://www.keio-up.co.jp/kup/gakumon/

3.今後の展開―「未来をひらく福澤諭吉展」へ

9月23日(火・祝)東京会場にて集大成となる記念講演会「学問のすゝめ21」。しかし、今後も、慶應義塾のミッションである「開かれた学塾」の取組みの一つとして、場所や形態を変えて展開していければと考えています。
その展開の一つとして、慶應義塾は、福澤諭吉の思想、活動を紹介する創立150年記念展覧会「未来をひらく福澤諭吉展」を開催します。(2009年1月10日(土)~3月8日 於:東京国立博物館)
本展覧会でも多くの方に、「学び」の楽しさを発見いただければ幸いです。
記念展覧会「未来をひらく福澤諭吉展」詳細はコチラ
http://www.fukuzawa2009.jp/

メールマガジン「てらこや」で更新情報をキャッチ!

「てらこや」は、「学び」を改めて見直すきっかけとなるようなさまざまな情報の提供を目的に発行している無料メールマガジンです。慶應義塾の社会人教育機関である慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)が毎月発行しています(原則第2火曜日)。