HOMEへ戻るMCCマガジンKEIO TECHNO-MALLのご紹介

KEIO TECHNO-MALLのご紹介

2008年11月11日

慶應義塾先端科学技術研究センター

慶應義塾先端科学技術研究センター(KLL)は、慶應義塾大学理工学部と大学院理工学研究科の研究成果を社会に還元することを目的とした、技術発信・産学連携提案展示会である「KEIO TECHNO-MALL」を毎年開催しています。
9回目となる今回は、「夢、先導」をテーマに、12月19日(金)東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されます。

■KEIO TECHNO-MALLへようこそ

慶應義塾創立150年の記念式典の熱気がさめやらぬ中、本年もKEIO TECHNO-MALLを開催することになりました。9回目を迎えた今回のKEIO TECHNO-MALLでは、特に創立150年を念頭に、慶應義塾の新たなステップを意識して「夢、先導。」を基調に企画し、東京国際フォーラムの2会場で展示とシンポジウムを織り交ぜたかたちで運営されます。理工学研究科では、学問のあいだの垣根をこえた融合、Academic Fusionの仕組みの中から新たな技術を、あるいは萌芽的分野を積極的に育てるメッセージを込めて2000年に基礎理工学、総合デザイン工学、開放環境科学の3専攻に、その組織を改組し発展してきました。この環境のなかで1割弱の留学生を含む1800名近くの大学院生が矢上キャンパスを中心に活動をしています。


いわゆるScience-based EngineeringとEngineering-based Scienceが調和を持って共存する矢上キャンパスで日々活動を続けている教員スタッフ、若手研究者や大学院生、あるいは外部からの共同研究員がその研究・開発成果を社会にご紹介しその内容を問う機会がKEIO TECHNO-MALLです。慶應義塾から生まれた多種多様な研究成果が社会の目利きに触れ、さらなる飛躍の機会と、あるいは、今後の社会連携の起点となればこれ以上の喜びはありません。来場の皆様の忌憚のないご意見を生きたかたちでブース担当者などへ頂けましたら幸いです。
慶應義塾大学理工学部長/同大学院理工学研究科委員長
真 壁 利 明
KEIO TECHNO-MALLは、慶應義塾先端科学技術研究センター(KLL)が設立された2000年の12月から、毎年、東京国際フォーラムにおいて開催されており、今回で第9回目を迎えます。大学における研究成果を多くのみなさまに、じかに見て頂き、産学連携を通じて活用して頂こうということで始められました。
各ブースでは、できる限り現物展示、実演などを行うようにしておりますので、それぞれの研究成果をより深くご理解頂けるものと考えております。
今年は、「夢、先導。」をテーマに、創立150年を迎えた慶應義塾が、これまでに培ってきた科学技術分野の成果をご覧頂くと同時に、将来に向かっての意欲を感じ取って頂ければと思っております。
また、新たに「エコロジカル・テクノロジー」、「慶應義塾の医工連携」、「流れと反応をとらえる新技術」という3つのテーマについてラウンドテーブルセッションを設けました。それぞれの分野のエキスパートの教員が、それぞれの分野の現状と将来について皆様方との意見交換を行いたいと考えております。
締めくくりには塾長による基調講演「慶應義塾の理工学~過去、現在、そして未来~」を予定しております。慶應義塾の理工学のあゆみと将来への展望をお聞き頂ければと存じます。
年末のあわただしい時期ではございますが、わたしどもの研究成果をじっくりとご覧頂き、産学連携へのきっかけを見出して頂ければと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
慶應義塾先端科学技術研究センター 所長
植 田 利 久

■テクノモールの特徴と展示会内容について

連携レベルに応じて、会場全体を「技術展開ゾーン」、「萌芽発掘ゾーン」の2つのゾーンに分け、約70のブースで、教員や研究室の学生によるデモンストレーションや説明、展示が行われます。
同時に、基調講演、ラウンドテーブルセッション、連携技術セミナーが開催されます。さらに技術連携を検討している企業関係者に対する情報提供や個別の相談が気軽にできる連携相談窓口が設けられます。
 <特徴>
1.見やすい
  連携レベルに応じたゾーン分け(技術展開ゾーン、萌芽発掘ゾーン)
2.わかりやすい 
  実演・現物展示の徹底、教員の常駐、教員によるセミナー、ラウンドテーブルセッションを常時開催
3.連携しやすい
 連携イベントの開催、窓口機能の強化(連携相談窓口では、具体的なお話のセットから、情報提供、種々のご相談まで幅広く対応いたします。展示内容に関する案内窓口としてもご活用いただけます。ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。)

■ラウンドテーブルセッション

<セッションI>エコロジカル・テクノロジー

持続可能な社会を構築するためのイノベーションとは何でしょうか?
生物に倣った化学合成、高効率なミクロ工場、最適化問題を駆使したシステム設計…。
幅広い私たちがデザインする環境型社会の未来像について議論します。
今年は、石油価格高騰問題やG8北海道洞爺湖サミットなど、現在のエネルギー消費構造に対する喫緊の問題提起がなされた年でした。環境と共生した産業技術の創成は、私たちの住む地球を永続させるために必要不可欠な問題として、今後ますます注目されていくでしょう。このセッションでは、「環境」を軸に新しいビジネスのロールモデルを構築し、CSRの実践をおこなっていくためのヒントをご紹介します。生物が持つ仕組みにヒントを得た化学合成、微細加工技術を駆使したシステム設計など、理工学部が取り組んでいる多面的な「エコロジー・イノベーション」の数々は、あなたの企業に新しい視点をもたらします。

<セッションII>慶應義塾の医工連携

慶應義塾は総合大学としての特長を活かして、医工連携活動を推進してきました。
慶應義塾では学内の一体感がことさら強い学塾であるという基盤もあり、研究や教育での交流は年々深みを増しています。
非侵襲的なデバイス開発から、高侵襲性材料の開発、創薬まで…。
医工連携の歴史が長い慶應義塾の取り組み事例をご覧いただきながら、医・工・産・官が一体となった体制作りについて議論します。
慶應義塾では医工連携をキーワードにさまざまな活動が推進されています。細胞内代謝を主題とした生命科学的医工連携、侵襲性材料や治療機器の開発を軸にした医療工学的医工連携、そして身体と生活のあり方を包括的に考えるリハビリテーション的医工連携…。それぞれのフィールドごとにみられる連携の特徴を、多くの経験をもつ私たちがご紹介します。
基礎と臨床の両翼を育む、実学に根ざした医工連携研究が企業の皆様からの関心を呼んでいることに加えて、日本学術振興会「21世紀COEプログラム」「グローバルCOEプログラム」などを活用した教育研究拠点形成も、確実に実を結びつつあります。ますます高度化、多面化する医療工学系産業のなかで、複眼的視野に立って「理論」と「現場」を融合的にとらえられる視座を持った人材は不可欠です。慶應義塾が「統合知」を持つ人材の輩出に向けて取り組む、数々の教育活動についてもあわせてご覧ください。

<セッションIII>流れと反応をとらえる新技術

流れや反応と一口に言っても、生じる現象はその対象スケールや形状によって実にさまざまです。
思い通りに流れと反応を制御することができれば、今までは不可能とされていた反応すら引き起こすことができます。
このセッションでは、さまざまな研究領域における「流れ」と「反応」のエキスパートが、研究の勘どころを披露します。
超音速で飛行するロケット周りの気流、微小血管内における血小板の流れ、流れをともった化学反応の進み方、ミクロレベルの小さな泡が引き起こす新しい化学プロセス…。科学技術のあらゆるシーンにおいて「流れ」と「反応」は形を変えて登場し、その評価と制御を精確におこなうことが求められています。一見すると接点が無いようにみえるこれらの現象も、理論的枠組みの中で考察し、数値シミュレーションや実験を通じて見つめ直すことで、お互いの関連性が見渡せます。「これから流体を扱っていきたいが、糸口がつかめない」「開発が行き詰まっていて、新しい発想がほしい」。専業開発ではなかなか踏み出せないその一歩を、重層的な研究フィールドがある慶應義塾だからこそサポートします。

■開催概要

開催日時 : 2008年12月19日(金) 10:00~17:00
開催会場 : 東京国際フォーラム ホールB7・B5(Bブロック7階・5階) [会場アクセス]
入場料 : 無料(事前に申し込みは必要ございません)
主催 : 慶應義塾先端科学技術研究センター【KLL】
(慶應義塾大学理工学部・大学院理工学研究科)
お問い合わせ:
慶應義塾先端科学技術研究センター【KLL】
〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3-14-1
TEL 045-566-1794(直通)
FAX 045-566-1436
E-mail ktm@kll.keio.ac.jp
URL http://www.kll.keio.ac.jp/

慶應テクノモール2008 <<第9回慶應科学技術展>> Webサイト http://www.kll.keio.ac.jp/ktm/より編集転載

メールマガジン「てらこや」で更新情報をキャッチ!

「てらこや」は、「学び」を改めて見直すきっかけとなるようなさまざまな情報の提供を目的に発行している無料メールマガジンです。慶應義塾の社会人教育機関である慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)が毎月発行しています(原則第2火曜日)。