KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

自己育成力を高める
リフレクション実践

成長の鍵は、自己を見つめ経験から学べるかどうか

絶え間ない変化に満ちた環境で、新たな能力を磨き続けるうち、「本当に成長しているのか」「この方向でいいのか」と不安を感じることはないでしょうか。不確実性の中で成果を上げ、キャリアを舵取りするには、日々の経験を成長に結びつける力が不可欠です。

本プログラムでは、その鍵となる「リフレクション」の方法論を学びます。リフレクションとは、経験を俯瞰し、本質的な気づきを得て次の行動に活かすプロセスです。ワークショップを通じて自己育成力を高め、他者との相互成長も促すアプローチを習得します。

対象
  • 一般・中堅社員~管理職
  • 変化の多い環境で、成長し続けるための視点や方法を学びたい方
  • 自分の成長実感を高め、キャリアを主体的に築きたい方
講師
ゲスト講師
開催形態

対面(キャンパス)

日程・時間
1 2 3 4 5 6
2026年
10/7
(水)

18:30-21:30
2026年
10/21
(水)

18:30-21:30
2026年
11/4
(水)

18:30-21:30
2026年
11/18
(水)

18:30-21:30
2026年
12/2
(水)

18:30-21:30
2026年
12/16
(水)

18:30-21:30
参加費

181,500円(税込) 
→ 割引制度・キャンセル規定

定員

25名(法人派遣は1社につき4名まで)

修了基準

全セッションの参加により認定
欠席の際は、指定期間内の録画映像視聴・必要な課題等の提出をもって参加とみなします。

プログラム
お申し込み

SESSION

(2025年度実績)

SESSION 1

リフレクションへの招待

誰もが自然かつ日常的に行っている「リフレクション」は、教育学の分野で100年以上にわたり研究され、成長を促す鍵として理論化されている。リフレクションが人の成長にどう役立つのかを学術的背景とともに押さえ、ビジネスの現場で活用するための基礎を得る。

■理論・文献:デューイ『How We Think』

■ワーク:「振り返り」「自己内省」「経験学習」としての自己紹介・アイスブレイク

SESSION 2

心の深層をリフレクションする

自分の意識に上がる部分だけを振り返ると、本質的な課題を見逃し表面的な解決にとどまりかねない。リフレクションの代表的な研究者・コルトハーヘンの方法論を基に、自分や他者の思考・感情といった非言語的な要素にも目を向け、より深い気づきを得る方法を学ぶ。

■理論・文献:コルトハーヘン『氷山モデル』

■ワーク:アートや映像、イメージ・カードを用いたリフレクション

SESSION 3

他者との関わりをリフレクションする

他者との関わりにおいては、非言語的な要素が誤解やズレを生むことがある。演劇ワークショップで具体的なコミュニケ―ションの場面を演じることによって、自分と他者の間にあるズレを体感し、その要因を見つめる。

■理論・文献:コルトハーヘン『8つの問い』

SESSION 4

自分の土台と芯をリフレクションする

失敗ばかり振り返っていると、うんざりして自分の感情すら相手に合わせて変えようとしてしまう。内面(自分らしさ)と外部環境(期待や要請)のバランスを整え、より自分らしく成長するリフレクションを実践する。今の自己に焦点を当て、過去の経験と未来の目標を内省する。

■理論・文献:コルトハーヘン『玉ねぎモデル』

■ワーク:ポジティブ心理学の知見を取り入れたリフレクション

SESSION 5

自分を包む世界をリフレクションする

成長のためには、自分の内側を見つめることと同じくらい、自分を取り巻く環境にも目を向けることが重要である。批判的(クリティカル)リフレクションの手法を用い、無意識のバイアスや固着化した風土といった、組織に生じる様々な課題に向き合い働きかける視点を磨く。

■理論・文献:フレイレ『批判理論』、クランディニン『ナラティブ・インクアイアリー』、サトウタツヤ『TEM法』

■ワーク:人材育成における環境要因の議論

SESSION 6

他者からの評価をリフレクションする

これまでに習得してきたリフレクション手法を総括する。また、私たちが成長する上で大きな影響を与える「他者評価」と「自己理解」の間にしばしば生じるギャップを見つめ直し、折り合いをつけながら自分らしく成長し続けるための在り方を考える。

■ワーク:評価された経験のリフレクション、「コーチ」と「評価者」の役割を考える

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参加者アンケート

  • 年齢(経験)を重ねると成⾧し続けることは難しいと感じていたが、研修を通じて様々な会社の方と対話する中で自身の凝り固まった思考の癖を認識することができた。そして、新たな気持ちになり、成長は実現でき、もっと成長したいと考えるようになった。
  • リフレクションが大事とは認識していましたが、具体的なやり方を学んだことはなかったので、多くの学びがありました。理論から実践の手法まで幅広く網羅されており、アカデミックな知見を理解したうえで実践の方法が理解できたことがよかったです。
  • リフレクションの様々な実践方法を知ることができたので、何かつまづいているとき、うまく前に進んでいないときなど立ち止まって、リフレクションを実践していきたい。
  • グループワークが多いのが良かったと思います。楽しく集中して取り組めました。
  • 各セッションの中でワークに取り組むことでリフレクションを体感できたこと、他の参加者からの指摘で新たな気づきが得られたことが良かったです。
  • リフレクションについて、時間をかけてじっくり取り組むことができたという印象で、とても有意義なプログラムでした。課題がパーソナルなことが多いため、リフレクションシートで振り返りを宿題化してくれた点、そしてそれをあまり公表されない点も良かったと思います。
  • リフレクションというものを意識して実践したことがなかったので、そもそもしっかりと反省して本質のようなものに気が付き、次に進めていたかという点について本講座を通じて改めて考えさせられた。
  • 今まで受けてきたどの研修よりも良かったです。自己分析、性格診断、自分の望みを見直す研修(これはリフレクションに近い)、課題解決アプローチ、コーチングなどいろいろ受けてきて、わかった気にはなっていたのですが、本プログラムでその土台となる部分に気づけたと思いました。特に、課題解決のアプローチは、何となく言葉だけを捉えて教科書的な解決策を提示しているように感じていたのですが、玉ねぎモデルを考えて自己の強みに立ち返って考えることで、その解決策も自身や他者の望みと合致しないと本質的な解決にはなっていないのだと気づくことができました。ここがないと対人関係の課題は特に、たまたまうまく行ったり行かなかったりして、他者にアドバイスもらって実践してもうまく行かないことが往々にあるのだなと思いました。
  • 自身の考え方、感じ方、望みをリフレクションで発見し、強みに立ち返って考えなおすということは、ものごとの捉え方が全然違って見えるのですごいなと思いました。また、自己学習ではなくワークの中で自分とは違う人の強みや考え方を想像することも、実際の現場で相手のことを考えることにもつながっていると思い、そのままはできないけれど日々考えようと思いました。これまであまり他人の考えや価値観について深く考えずに仕事をこなしていたので、良いマインドチェンジができたと思います。