KEIO MCC

慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

MCC MAGAZINE

MCC MAGAZINE UPDATE

橋本 幸士著『物理学者のすごい思考法』

私には前職で雑貨店の売場での勤務を長く経験したことから身に付いた職業病があります。

  • コンビニの棚で奥まっている商品があるとつい手前に出して揃えてしまう
  • 売り切れの商品を見ると「人気だから売れている」ではなく「人気がないからそもそも仕入れが少ない」のではないかと邪推してしまう
  • 商品自体よりも陳列されている棚に注目してしまう…などなど

2025年2月12日
今月の1冊

奥村 昭博(慶應義塾大学名誉教授)

『Organizations』
J.March and H.Simon

2025年2月10日
私をつくった一冊

田中 聡氏講演「これからのリーダー育成を科学する」

「大人の学びを科学する」研究者と言えば立教大学の中原淳教授だ。私が夕学でその講演レビューを担当させていただいたのは2014年のこと。そして今回、その教え子であり共同研究者である田中聡准教授のレビューを担当することとなった。

2025年2月7日
夕学レポート

山口 周氏講演「クリティカル・ビジネス・パラダイム~価値観のアップデートを~」

クリティカル・ビジネス・パラダイム。〇〇ビジネスのような言葉はよく聞く言葉でやや食傷気味でもある。ではパラダイムは?調べると「理論的枠組」のことであった。サブタイトルは「価値観のアップデートを」とある。

2025年1月22日
夕学レポート

平藤 喜久子著『物語をつくる神話 解剖図鑑』

「一撃必殺の槍」、「呪いの宝」、「真実を語る剣」。世界の神話・伝説には、いったいどんなものなのだろうと思うような不思議なアイテムが盛りだくさんだ。それらのアイテムは、「兄弟争い」や「難題婚」といったモチーフや「はじまり」などの神話のテーマ(主題)と結びつき、掛け合わせられて物語を盛り上げていく。

2025年1月14日
ピックアップレポート

守島 基博(学習院大学経済学部経営学科教授、一橋大学名誉教授)

『社会理論と社会構造』
ロバート・K・マートン(著)、森東吾・森好夫・金沢実・中島竜太郎(訳)

2025年1月14日
私をつくった一冊

青田 麻未著『「ふつうの暮らし」を美学する』

昨年、我が家に新しいダイニングチェアが仲間入りしました。

ダイニングチェア=家の食卓の椅子。その名の通り、食事のときはもちろん、仕事をするときにも、テレビを観るときにも、うたた寝をするときにも・・・と、家での多くの時間をこの椅子とともに過ごしているのではないかと思うほど用途多様に活躍してくれます。

2025年1月14日
今月の1冊

フジテレビの戦略

収束の兆しが見えない「フジテレビ問題」。

中居氏の性加害問題に端を発したこの問題はフジテレビ、およびフジメディアグループ全体のガバナンスにまで論点が拡大し、先日の「やり直し記者会見」は10時間にも及びました。

スポンサー離れも止まらず、震災の時以来の「ACジャパンだらけ」はネットで今やギャグとして取り上げられる始末です。

正直個人的にはさほど興味のない事件なのですが、記者会見の切り抜きを見て「はて?」と思ったわけです。

2025年1月9日

鈴木 俊貴氏講演「シジュウカラ語の発見と動物言語学の挑戦」

先生、動物言語学の講演を聴いてきました!先日お知らせした鈴木俊貴先生の「シジュウカラ語の発見と動物言語学の挑戦」の講演です。ドリトル先生ファンである私の興奮気味の第一報に先生は冷静に

2024年12月24日
夕学レポート

質問に対して真摯かつ全力で答える

知の共有サイト『QUORA』の「哲学カフェ」というスペースに、こんな質問がありました。

1. 【人間関係において】嘘つきは大して悪影響は無いけど、正直者は悪影響が大きいと思いませんか?

さて、あなたならこの質問にどう答えますか?
ここで「いや、やはり信頼関係の継続を考えると正直であるべき」などと答えても良いのですが、それでは「感想レベル」になってしまいますし、「確かに相手が気分を害さないように小さな嘘はつくことが多い」というのも間違ってはいませんが、これまた単なる「経験則」になってしまいます。

2024年12月19日
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