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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

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吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(岩波文庫)

久しぶりだね、コペル君。
小学3年生頃のことだっただろうか、「今のうちに読んでおいた方がいいよ」と母親から手渡されたのは。
以来、吉野源三郎全集1 ジュニア版『君たちはどう生きるか―波涛を越えて』(ポプラ社、1985年)は今日に至るまで自室の本棚に収まっている。

2018年7月10日

『のんきに生きる』鈴木登紀子(幻冬舎)

「人生100年時代」という言葉を、あちらこちらで耳にするようになりましたが、皆さんはどのように受け止めてますか。

2018年6月12日

『ハリネズミの願い』トーン・テレヘン(新潮社)

新年度が始まり、丸の内ではフレッシュな装いのビジネスパーソンを多く見かけます。緊張した面持ちを見るたびに、後ろからつい、「肩の力をぬいて~」と声をかけたくなってしまいます。

2018年5月8日

『みみをすます』谷川俊太郎(福音館書店)

取り寄せたその本は山吹色の箱に入っていた。表紙にはおおきなやさしい書体で「谷川俊太郎 みみをすます」

2018年4月10日

『ビジネススクールで教える経営分析』太田康広(日経文庫)

「ざっくりイメージすることから理解を深め指標の使い方をあっという間にマスター」と帯にあります。
経営分析とは財務諸表などの会計情報から、企業の実力や問題点を定量的に分析することです。

2018年3月13日

デジタル化時代突入!あなたの会社は準備できていますか?

ここ数年、私たちの生活は劇的に便利になっていることを実感します。
生活必需品から絶版の本まで、欲しいものはネットでいつでも購入、決済できて、商品は自宅まで配送してもらえます。

2018年2月13日

『猫は踏まずに』本多真弓(六花書林)

著者の本多真弓さんは、慶應MCCの受講者である。数年前に開催した、歌人の穂村弘さん主宰のagora講座「短歌ワークショップ」に二年続けて参加された方で、私も受講者としてご一緒した。
本多さんは、衝撃的な歌を携えて私たちの前に登場した。この本にも採録されている。

2018年1月9日

『地下水路の夜』

「新しい知識を得た。少し利口になった。でも、それだけではつまらない。些細なことでもいい、どんな方向でもいい、そこからもう一歩、あなた自身のクリエイティビティを」

2017年12月12日

「9つの第九」を聴こう!

早いもので、2017年もあと一ヶ月あまりとなりました。
年の瀬も近づいてきているわけですが、クラシックファンに限らず、年末のイベントとして一般的に認知されているのが「第九のコンサート」です。

2017年11月14日

『働く君に贈る25の言葉』

わたしにとって「働く」とは一体なんだろう。
人生の節目においてこんな風に考えるタイミングが、誰にでもあるのではないでしょうか?
私はこれまでに2度、このことを真剣に考えた時期がありました。最初は就職活動をはじめた大学生の時。2度目は転職を考えはじめた頃のことです。

2017年10月10日

『あなたに褒められたくて』

あの高倉健が誰かから“褒められたい”なんて・・・。

高倉健さんといえば、日本を代表する大俳優のひとり。「健さんに憧れて、役者の世界に入った」なんていうのを有名な俳優さんが話すのをテレビで見たこともある。

2017年8月8日

『プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?』

読書。時代や場所を越えて様々な世界へいざなってくれるとともに、私たちの脳を変化させてきたもの。
『プルーストとイカ』というシュルレアリスムちっくなタイトルを冠したこの本は、「読む」ということについて、そして読字と私たちの脳の関係を様々な角度から示してくれます。

2017年7月11日

もし明日が来ないとしたら

あるリーダーシッププログラムでのこと。
参加者のお一人が「他の人に危機感を持ってもらうことは難しい」と仰った。
「例えば、この仕事をやらなくても明日はある、だからしんどい思いをしてまでやらなくてもいい、という考え方もある。しかし、明日は無いかもしれない」

2017年6月13日

「場づくり」の視点で仕事に向き合うということ

「わたしの仕事、ロボットに奪われますか?」自動化できる仕事をネット上で診断する、計算ツールのキャッチコピーだ。

2017年5月9日

廣政 愁一『勉強がしたくてたまらなくなる本』

「事前課題がカテナイんですが、どうしたらいいですかね?」
「カケナイ?難しかったですか?」
「ちがうのよ、 事前課題が“カテナイ”んだよ」
「事前課題がカテナイ…?」

2017年4月11日

オリックス 宮内 義彦『私の経営論』

2016年3月期決算で7期連続の増益、2期連続で最高益を更新するなど、企業にとって厳しい環境が続く中、成長をし続けるオリックス。皆さまは、どのような印象をお持ちでしょうか。

2017年2月14日

土井 善晴『一汁一菜でよいという提案』

12月のある日、半年ぶりに後輩から「ご相談が」と神妙なタイトルのメールが届きました。内容は、夕食準備が45分かかってしまっているので30分に短縮する良い手立てはないか?との相談でした。我が家も3人の子供相手に、時間を優先してお弁当を買って帰ることがあります。話題になった作りおきメニューは、食べる時には作ってあるものが食べたくないことが多い私。なかなかこれといったやり方が定まりません。

2017年1月17日

拝啓ルノワール先生-梅原龍三郎に息づく師の教え

『パリスの審判』は、トロイ戦争のきっかけとなった、三人の女神の美のコンテストです。画家たちはこの題材を好み、たびたび描いてきました。古代ギリシヤ神話の歴史的面であるから、もありますがそれよりも、三美神、三人の裸体の女性が、角度やポーズを変えて描ける魅力にありました。

2016年12月13日

ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右に分かれるのか』

「インテリの喧嘩には終わりがない」
大学という組織の一員になったばかりの頃に最初に感じたことである。あるビジネススクールの教授は「教授会は動物園のようなものだ」とよく言うが、言い得て妙な比喩だと思う。

2016年11月8日

桑畑 幸博「『シン・ゴジラ』をマーケティングの視点で考察する」

私は学生時代、映画研究部に所属していました。

年間100本以上の映画を劇場で観て、そして8mm(時代を感じます)で自主制作の映画も撮っていました。また、学園祭や新歓イベントでは、16mmのフィルムを借りて、名画の上映会も行っていました。

2016年10月11日
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